フィンランドでのコロナ感染状況

公開日 : 2022年01月16日
最終更新 :
筆者 : 林 恵美

フィンランドでは現在オミクロン株の感染が急増しており、飲食店は時短営業(閉店6時、アルコール提供は17時まで。6時以降はデリバリーかピックアップのみ)、屋内でのイベントの禁止など、規制が厳しくなってきています。

感染者の急増にPCR検査が追いつかず、感染症予防の観点でも検査の持つ意味があまりないと考えられるようになり、ヘルシンキ、トゥルク、タンペレなど国内の主要な都市では大衆検査を取りやめ、症状のある人はホームテストを行い、陽性が出たら正式な検査を受けるよう、また軽い症状であれば自宅で最短5日の待機をするようにという指示が出ています。オミクロン株で重症になる人の数は少ないそうですが、感染者の絶対数が多く病床がひっ迫しているので、ヘルシンキではコロナ患者専用の病院が一時的に開設されました。

統計では12月27日~1月9日の2週間の感染者数は100万人あたり1721人で、その前の2週間と比べると2倍以上になっています。1月12日現在、5才以上の人口の81.5%がワクチンを1回接種、77.6%が2回接種、30.3%が3回接種済みです。(www.thl.fi)

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入国に関する規制も現在はシェンゲン圏外、グリーン圏(コロナ感染者の数などによって信号式に赤、黄、緑に指定される)以外の

国からの入国は医療関係者や在留権を持っている人などに限られています。

会社や知り合いなどの間でも感染したという話を聞くようになってきました。できるだけ不必要な人との接触を避けるようにと呼びかけられていますが、昨年やっと、一時的ですがほぼ普通の生活に戻りつつあったので、どこでも同じでしょうが疲れやがっかり、不満が隠し切れないという感じです。早くひと段落してほしいものです。

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