フィンランド夏休み サマーキャンプ 大学体験授業編
前回の続きで、今年の夏、私がコーディネートとプロデュースに関わった中国人の小中校生むけにアレンジしたフィンランド・サマーキャンプの様子をご紹介します。
自然をテーマにした前半の4日に続き、大学の体験授業をメインにした後半。フィンランドの教育の水準の高さや教育法は日本でもよく知られています。このキャンプでは、トゥルク成人教育センター、トゥルク大学、トゥルク応用科学大学を訪れて体験授業に参加しました。それぞれのワークショップのテーマは、体験を通じて学ぶこと。
トゥルク大学では、物理の実験。液体窒素を使って、アイスクリームを作りました。
アイスクリームミックスをあわ立て、少しずつ零下200度の液体窒素を混ぜていきます。液体窒素がアイスクリームミックスに触れると、沸騰・蒸発してうわっと蒸気があがり、うわーっとびっくりの声もあがります。
安全用のゴーグル・手袋も完備。
トゥルク成人教育センターでは小鳥の小屋を作りました。金槌を手にするのは初めて、という子も多く、あぶなっかしい手つきでしたが、お昼前には全部の小屋が完成。午後はペンキ塗りと金属工の見学。
トゥルク応用大学では、IT学部の学生とチームを組んで、レゴロボットを作るワークショップ。前進、後進、センサーを作動させて、障害物に当たれば右折、左折、ビープ音、などのプログラミングをし、これをロボットに装着したセンターユニットに送ります。ロボットの本体は、レゴブロックで作ります。さすが現代っ子、みるみるロボットが完成していきます。完成したロボットを床に置き、プログラム通り動くかのテスト。ロボットが動くと、チームから歓声があがります。
完成したロボットたち。
これまた、大人でも楽しめそうな3日間でした。来年も、アジア人の学生向きに同じようなキャンプを企画する予定です。
8月お題「ぼくの夏休み」
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