アメリカの感謝祭とは？
11月の第4木曜日・感謝祭は1620年にまで遡るアメリカで最も有名な祝日です。この日は家族や親戚が一斉に集まり、収穫や恵みの一つひとつに感謝し、ごちそうを囲みながら過ごします。
感謝祭は別名「Turkey Day（七面鳥の日）」とも呼ばれており七面鳥（Turkey）などの特別なごちそうは感謝祭の楽しみのひとつです。七面鳥の中に詰め物（スタッフィング）をして焼いたり、中を空洞にしてそのまま焼いたりと、それぞれ家庭によって七面鳥のレシピはさまざま。また、ジューシーなグレービーソースや、酸味の効いたクランベリーソースを添えて食べる家庭も多く、マッシュポテトと一緒に食べると絶品です。パイなどといった伝統的なごちそうもテーブルに所狭しと並びます。
わが家の七面鳥。いつもはオーブンで料理しているのですが、今年はピーナツ油でジューシーに料理しました。オーブンで調理する場合、6～8時間かかりますが、油で調理すると1時間以内でできあがります。高温で調理するので外はカリカリ、中はジューシー。心配していた油っぽさもありません。
たくさんのごちそうに家族が舌鼓を打つ姿は、作った人もそれまでの準備の苦労が一気に吹き飛び笑顔になります。
実はわが家の感謝祭。伝統料理である七面鳥調理は息子が担当。サイドディッシュは娘が担当。私は食べる担当です。ワインを飲みながら料理ができあがるのを待つだけのアメリカの感謝祭は、私にとって本当に楽しい祭日です。
筆者
アメリカ・アリゾナ州特派員
ホップキンズ 江美
アリゾナ移住を機にワイナリー巡りや趣味の骨董品収集など、潤いのある生活向上を目指し、自然あふれる田舎暮らしを実践しています。
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