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No.608フランスを代表する駄菓子カランバール、品薄の危機!

カテゴリー:レストラン・料理・食材 投稿日:2021年1月28日

フランス人で食べたことがない人はいないのではないか?というお菓子にカランバール(Carambar)があります。「No111フランスの子どもはみんな大好き!Carambarの魅力」 でも以前紹介しましたが、元祖は細長いミルクキャラメルという感じで、素朴な甘さが懐かしい味です。


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包みの内側のジョーククイズも人気!© C. Descheemaeker


その誕生は1954年。フランス北部リルのすぐ北側にあるマルカンバロル(Marcq-en-Baroeul)でのことでした。マルカンバロルの住宅地にいまもあるカランバールの工場からは甘い匂いが漂うこともあり、同じくマルカンバロルにあるイースト菌工場ルサッフルから漂う発酵の匂いとともに、住民にはなじみ深い存在となっています。


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マルカンバロルのカランバール工場 ©KanmuriYuki


しかしながら、同工場の経営陣は2020年12月このマルカンバロルの工場閉鎖を112人の従業員に通告。ここで行われていた業務は、北方の隣町ボンデュ(Bondues)に移ることになりました。ただ、それにより、整理される役職が出たり、手取りで最高22%という給与の減額が見込まれることから、従業員のストが続いています。


労働組合の弁護士によれば、事態打開のための話し合いはされているにはされていますが、週に一度というゆっくりとしたテンポで、なかなか解決への道は遠そうです。


いずれにせよ、そういうわけで、年間7500トンのカランバールを製造していたマルカンバロルの工場はいまはほとんど機能していない状態。膠着状態がまだまだ続くようなら、小売店では品薄になる可能性も高いと見られています。


子供たちに夢と笑いをもたらしてきたカランバール。かつての子供たちと、現役の子供たちが、カランバール不足に涙する前に、なんとか解決の糸口が見つかるといいなぁ、と思っています。


(冠ゆき)

参考記事:France3

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冠ゆき

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冠ゆき

山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド、イタリア、中国の生活を経た後、2013年フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40ヵ国。6ヵ国語を解する能力と多様な文化に身をおいてきた経験を活かし、柔軟かつ相対的視点から、フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介中。
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