No.602ベルギー入国に新型コロナ陰性証明書が必要になります!
ご存じのとおり、フランスの北にはベルギーがあり、トゥルコアン市などは国境にぴったり接しています。場所によっては、同じ通りの向こう側とこっち側で国が違うというようなところもあり、フランス北部に住んでいると、ベルギーは隣の国というよりも隣の町という存在です。
高速道路のフランス/ベルギー国境©Kanmuri Yuki
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しかしながら、パンデミック勃発から夏までは、シェンゲン圏内でさえ国境が閉じる事態となり、ベルギーがずいぶん遠く感じられるようになりました。夏以降国境は開き、基本的に行き来できることになったものの、外出制限令が再施行されたりして、依然としてベルギーとの距離は元通りとはいかないのが現状です。
フランス側は、2020年12月15日から外出禁止が解けて、夜間外出禁止令に取って代わりましたが、ベルギー政府は、基本的に外国への移動を避けるようにと勧告を出しています。
それに加え、昨日12月18日、ベルギーは、ベルギー在住でない入国者に新たな条件をつけることを発表しました。それは、「12歳以上のベルギー非在住者は、入国の際48時間以内に取得した新型コロナ陰性証明書を提示しなければならない」というものです。12月25日からの施行が予定されています。
ベルギーへ渡航される予定の方は、ご留意ください。
(冠ゆき)
【追記】
*そののち判明した詳細についてはNo.604にまとめました。どうぞ、そちらを合わせてご参照ください。
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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