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No.577フランス人が連休明けを心待ちにする理由とは?

カテゴリー:お知らせ / レストラン・料理・食材 / 文化・芸術・美術 投稿日:2020年6月 1日

No.574 にも書いたように、昨日5月31日はパントコート(聖霊降臨祭)だったため、今日6月1日はフランスでは祝日です。つまり、この週末は連休だったわけですが、今回に限っては、フランス人はむしろ連休明けの明日6月2日を心待ちにしています。なぜか?


それは、5月11日に始まったdéconfinement(外出制限の緩和)が明日でまた大きく一歩前進するからです。


577.JPG

6月のフランス、車窓からの風景©Kanmuri Yuki


6月2日からできること


・大きな変化のひとつは、レストラン、カフェ、バーなどの営業再開。ただし、パリとその周辺のイル・ド・フランスは、まだリスク指数が高いという理由から、オレンジゾーンに指定されていて(そのほかは緑ゾーン)、このオレンジゾーンでは、屋外のテラス席のみ営業OKとなっています。この週末は、待ちきれずにテラス席を出してしまったカフェもあったようで、さっそく警察の取り締まりを受けていました。


・まだオープンしていなかった海辺や博物館、美術館の再開も続きます。プール、スポーツ施設、劇場なども緑ゾーンでは再開が始まる予定です。


・また、5月11日以来大きな移動の足かせとなっていた「家から100kmまでが移動可能区域」という取り決めも、明日からは撤去され、何の証明書も持たずに好きなように国内を移動できるようになります。


・緑ゾーンでは、キャンピングサイトも営業再開となります。オレンジゾーンでは20日遅れの6月22日可能になる予定です。


次のステップアップは6月半ば


今のところ、フランスは6月15日までは、シェンゲン内の国境閉鎖を続けるつもりにしています。どうもこのあたり、なかなかEU諸国の足並みがそろわないポイントのひとつのようです。


次の大きな段階はそういうわけで6月半ばとなりそうです。フランス国鉄も、6月半ばからは100%ダイヤを回復させ、特急列車も、半分ではなく全席の販売ができるようになる見込みです(ソーシャルディスタンスのため2席に1席しか販売できないという条件があった)。


2020年のフランスの学校のヴァカンスが始まるのは7月4日から。夏休みは8月31日まで続きます。国内でのヴァカンス消費を上げ、国外からのヴァカンス客も取り入れるため着々と準備を進めているところといえるでしょう。


そのためにも、EU外の国からの入国許可についても近々EU諸国間で話し合われる見込みです。感染拡大中のアメリカやブラジルは困難ですが、中国や日本は対象となる可能性が高いと思われます。


(冠ゆき)


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冠ゆき

山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド、イタリア、中国の生活を経た後、2013年フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40ヵ国。6ヵ国語を解する能力と多様な文化に身をおいてきた経験を活かし、柔軟かつ相対的視点から、フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介中。
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