No.573フランス北部5月11日以降も開かないショッピングセンターは?
3月17日に始まったフランスの外出制限。
4月13日マクロン大統領がスピーチのなかで5月11日を外出制限解除の日とアナウンス。
4月28日にはフィリップ首相が国会でその概要を発表。
その後、5月11日を目指し、解除の方法や条件が日夜論議されています。
具体的には教育機関、商業施設、文化施設、交通機関など、あらゆる業種や活動が検討対象になっており、地方別、年齢層別の注意点なども取り上げられています。
そのうち、スーパーや名店街が一緒になったショッピングセンターについては、広さによって再開できるかどうかが決まると見られています。政府が考えている規定は、表面積が4万平方メートルより大きなショッピングセンターは引き続き閉店というものです。
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これを受けて、消費情報を専門とするLSAはフランス各地のショッピングセンターの表面積を公開しています。そのうち、ノール県に関していえば、4万平方メートルより大きいのは下の4ヵ所。
Westfield Euralille © Kanmuri Yuki
・ユーラリル(Westfield Euralille)
リルのリル・ヨーロッパ駅と、リル・フランドル駅の間にあるショッピングセンター。
・V2(ヴェードゥ)
ヴィルヌーヴダスクの地下鉄駅ヴィルヌーヴダスク・オテルドヴィル駅降りてすぐ。中にハイパーマーケットAuchan(オーシャン)などが入っています。
・プロムナード・ド・フランドル(Promenade de Flandre)
ロンクのすぐ北ヌーヴィル・アン・フェランにある比較的新しいショッピングセンター。
・オーシャン・ロンク(Auchan Roncq)
上のプロムナード・ド・フランドルとほぼ隣合わすようにあるショッピングセンター。
つまり、そのほか、ルーベ(Roubaix)やロム(Lomme)、アングロ(Englos)、ワスカル(Wasquehal)などにあるショッピングセンターは、いずれも4万平方メートル以下なので、感染予防対策を整えさえすれば、開店される見込みと考えられます。
本日2020年5月7日16時(日本時間の23時)には、再びフィリップ首相のスピーチが予定されていますので、さらに詳しく制限解除の詳細が明らかになると思われます。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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