No.559フランス北部リル、2020年世界デザイン首都に!
「世界デザイン首都(World Design Capital)」というのは、2008年からカナダのモントリオールに本拠地を置くWDO(ワールド デザイン オーガニゼーション)(その前身は産業デザイン社会国際会議(International Council of Societies of Industrial Design))が、2年ごとに選ぶ都市です。
2008年イタリアのトリノ、
2010年韓国のソウル、
2012年フィンランドのヘルシンキ、
2014年南アフリカ共和国のケープタウン、
2016年台北、
2018年のメキシコシティに続いて、
2020年にその栄誉を受けるのはフランス北部のリル(リール)とその周辺を含む地域「リル・メトロポル(Lille Métropole)」!
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2020年12月5日まで、リル・メトロポルでは、世界デザイン首都として、さまざまなイベントが開かれます。
デザインのプロ向けの内容のものやフランス語が分からないと楽しめないものもありますが、観光客にもハードルの高くないエキスポなども予定されていますので、1月と2月に始まるものを下にいくつか紹介しておきましょう。
【香りの秘密(Secrets de Parfum)展】
その名のとおり、香りをテーマにしたエキスポですが、中身だけでなく、香水瓶という器にも焦点を当てる内容となっています。
場所:Le Colysée - Maison Folie de Lambersart
住所:199-201 Avenue Pasteur, Lambersart
会期:2019年12月7日~2020年4月26日
時間:水曜~土曜の13時~18時、日曜の13時~19時
【バウハウス写真(Le Bauhaus En images - WAAO)展】
100周年を迎えたバウハウスを記念し、WAAO(リル建築・都市工学センター)は、バウハウスの写真家エーリッヒ・コンセミュラー(Erich Consemüller)がヴァイマールやデッサウで撮った写真約50点を展示します。
場所:Centre d'architecture et d'urbanisme
住所:193 Allée de LIEGE, Lille
会期:2020年1月21日~2020年3月21日
時間:火曜~金曜の10時~12時半と、14時~17時、土曜の13時~18時(日曜と祝日はお休み)
入場無料
【1、2、3データ(Exposition 1,2,3 Data)展】
データベースのデータからデザイナーやアーティストがどうやって何かを引き出していくのかをテーマにしたエキスポ
場所:Le Tripostal Lille
住所:Avenue Willy Brandt, Lille
会期:2020年2月5日~2020年3月8日
時間:水曜~日曜の12時~19時
入場無料
【モロッコ(Exposition Maroc: une identité moderne)展】
タピ、セラミック、布製品、アクセサリなど、モロッコ特有のクリエイテビティに迫ります。
住所:9 rue Gabriel Péri, Tourcoing
会期:2020年2月15日~2020年6月14日
時間:火曜の13時~18時、水曜~日曜の10時~18時
すべてのプログラムが載っている公式サイトはこちらから。
FBのページはこちらから。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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