No.556フランス全国のUGC映画館で2019年の傑作鑑賞が一律3.5ユーロ!

公開日 : 2020年01月08日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

クリスマスの休戦協定もなく、スト持越しのまま年が明けたフランス。収束まではまだ時間がかかりそうで、パリ市内にはこれまで見たこともないほど多くの自転車が行き交う毎日です。

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UGC Ciné Cité Lille

さて、今日お知らせしたいのは、今年で13回目になる映画館チェーンUGC(フランスでは「ユージェーセー」と読みます)の提供するイベントです。

題して「Les incontournables(レ・ザンコントゥルナブル)」。

そのまま訳すと「避けては通れない(作品たち)」。要するに2019年の「必見作品」です。

大手新聞社Figaroが選んだ2019年の必見作品は23。

これらがフランス全国28のUGC映画館で、今日1月8日~14日まで一本3.5ユーロで鑑賞できます。

作品のフランス語題と邦題(あるもののみ)は以下の通り。

● Green Book (グリーンブック)Peter Farrelly (ピーター・ファレリー)監督

● Qu'est-ce qu'on a encore fait au Bon Dieu ? (最高の花婿 アンコール)Philippe de Chauveron(フィリップ・ドゥ・ショーヴロン)監督

● Le Chant du loup (ウルフズ・コール)Antonin Baudry(アントナン・ボードリー)監督

● Grâce à Dieu 、François Ozon(フランソワ・オゾン)監督

● El Reino 、Rodrigo Sorogoyen(ロドリゴ・ソロゴイエン)監督

● Mais vous êtes fous 、Audrey Diwan(オードレ・ディヴァン)監督

● Parasite (パラサイト 半地下の家族)Joon-ho Bong(ポン・ジュノ)監督

● Le Roi lion (ライオン・キング)Jon Favreau(ジョン・ファヴロー)監督

● Once upon a time... in Hollywood (ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド)Quentin Tarantino(クエンティン・タランティーノ)監督

● Portrait de la jeune fille en feu 、Céline Sciamma(セリーヌ・シアマ)監督

● Au nom de la terre、Edouard Bergeon(エドゥアール・ベルジョン)監督

● Alice et le maire 、Nicolas Pariser (ニコラ・パリゼ)監督

● Joker (ジョーカー)Todd Phillips(トッド・フィリップス)監督

● Papicha 、Mounia Meddour (ムーニア・メドゥール)監督

● Hors normes 、Eric Toledano(エリック・トレダノ)Olivier Nakache(オリヴィエ・ナカシュ)監督

● Le Traître 、Marco Bellocchio(マルコ・ベロッキオ)監督

● La Belle époque 、Nicolas Bedos(ニコラ・ベド)監督

● J'ai perdu mon corps (失くした体)Jérémy Clapin(ジェラミー・クラパン)監督

● J'accuse 、Roman Polanski(ロマン・ポランスキー)監督

● Les Misérables (レ・ミゼラブル)Ladj Ly 監督

● Une vie cachée (名もなき生涯)Terrence Malick(テレンス・マリック)監督

● La Vie scolaire 、 Grand Corps Malade & Mehdi Idir 監督

● Les Hirondelles de Kaboul (カブールのツバメ)、Zabou Breitman (ザブー・ブライトマン)& Eléa Gobbé-Mévellec(エレア・ゴベ・メヴェレック)監督

イベント参加の映画館リストはこちらのサイトの下 « LES CINEMAS PARTICIPANTS »欄でご覧になれます。

ちなみに、北部リルとその郊外では、

UGC Ciné Cité Lille (40 Rue de Béthune, 59800 Lille)と UGC Ciné Cité Villeneuve d'Ascq (21 avenue De L'Avenir Héronparc, 59650 Villeneuve-d'Ascq) の2映画館が参加しています。

映画は、もっとも簡単に浮世を離れられる方法のひとつ。ストで遠出ができない時間は、お近くのUGC映画館で2019年の傑作を鑑賞しなおすのもあり。今なら、映画館までの移動は自転車!がもっとも確実かもしれませんね。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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