No.543仏リール、ロミーにはもう会いましたか?
ここ数週間の間に、フランス北部リル(リール)を訪れた方。特に、フランス国鉄でリル・フランドル駅に降り立った方は、もうすでにロミーの歓迎を受けたことでしょう。
ロミー(Romy)というのは、先月9月14日にリル・フランドル駅に登場した女性の上半身像のことです。
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鮮やかな黄みがかったオレンジに、何しろ大きなその姿。
近くを通りかかれば、いや、それほど近くなくとも、必ず目に入るであろう存在感を放っています。
場所は、リル・フランドル駅ファサードのすぐ前。以前は、噴水があったところです。
作者はリヨン出身のアーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤン(Xavier Veilhan)。リル市長マルティヌ・オーブリ(Martine Aubry)の注文を受けて制作したロミーのモデルは、職場の女性だそうです。「公共の場にもっと女性の存在を」と考えたオーブリ市長の意図に沿った作品と言えます。
ロミーが待ち合わせ場所の定番になると良いなと語るヴェイヤン氏。次の待ち合わせは「ロミーの前で!」いかがですか?
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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