No.532フランスなど9月のスト予告まとめ
フランスの9月は新年度の始まり!
さまざまな活動が再開され、世の中はにぎやかに。紙面を飾るニュースも溢れんばかりの季節です。
一方、同じように9月になって再び表面化してくるのが社会問題。
ということで、労働組合によるストの呼びかけがあちこちから聞こえてきています。
そのうち、旅行者にとって切実なのは交通機関のスト。
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いくつか推移に注目しておきたいものをピックアップしておきましょう。
(1)フランスの航空パイロットの大手労働組合SNPLによるストの呼びかけ:9月16日
(2)フランス国鉄職員の大手労働組合CGTによるストの呼びかけ:9月21日
(3)フランス国鉄職員の大手労働組合SUD-Railsによるストの呼びかけ:9月24日
(4)英国航空(British Airways)パイロットのスト呼びかけ:9月9日、10日、27日
(5)ローコスト航空会社Transaviaパイロット労働組合によるスト呼びかけ:9月1日~10月15日
(6)ローコスト航空会社ライアンエア(Ryanair)、スペインのパイロット労働組合によるスト呼びかけ:9月19日、20日、22日、27日、29日
(7)ローコスト航空会社Ryanair、スペインの客室乗務員労働組合によるスト呼びかけ:9月1日、2日、6日、8日、13日、15日、20日、22日、27日、28日
フランスの場合は、政府の出した退職制度改正に、さまざまな職業の労働組合が反発しているのが原因です。上に挙げた労働組合らも、ストを呼び掛けている日以前に首相との話し合いを予定しています。もし話し合いで折り合いがつけば、ストは中止される見通しですが、これらの日程で旅行予定の方は、ニュースにお気を付けください。
また、アイルランドのローコスト航空会社ライアンエアは、スペインのベース13のうち3つを閉鎖する方針を発表したことに、社員が強く反発しています。こちらも、スト予定日までに経営者側との話し合いがもたれる見込みですが、交渉が決裂した場合は、上に挙げたように大きなストに突入するおそれがあります。
利用予定の方は、どうぞ、早め早めの情報チェックをお忘れなく!
【参考記事】
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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