No.527欧州最大級の蚤の市「リルのブラッドリー」2019年は8/31-9/1開催!

公開日 : 2019年08月27日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

毎年のことですが、8月も15日を過ぎると、フランスのヴァカンシエ(ヴァカンス中の人々)たちが、ぞろぞろと都市部に戻ってきます。そうして、夏の間、町ではまばら気味だったイベントの類が、一気にあちこちで再開します。

今年は、9月1日が日曜日。9月の第一週末が、8月と9月の狭間にあたるため、8月31日(土)はイベントに事欠く場所がないくらいです。

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ブラッドリーを楽しむ人々©Kanmuri Yuki

フランス北部を例にとれば、まずは、この8/31-9/1の週末予定されているのが、中世から続くブラッドリー(Braderie)。リル(リール)のブラッドリーと言えば、欧州最大級の蚤の市。最近では、近隣国からのヴィジターも急増しています。

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これもそれもみんな売り物!©Kanmuri Yuki

8000人以上の住人、骨董品屋、商人がフリーマーケットを出し、町中の通りがその会場と化すブラッドリー。買うにせよ買わないにせよ、一度は見る価値があるというものです。

8月31日朝の8時~9月1日夕方18時まで34時間ノンストップで続くイベントです。

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いつぞやは、こんなものも見かけました©Kanmuri Yuki

リル市による公式サイトはこちらから

伝統では、このブラッドリーで食するべきなのは、ムール貝とポテトフライ。飲み物は当然ビールです!

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ムールフリット©Kanmuri Yuki

リルのブラッドリーについては、これまでも何度か紹介してきていますが、そのうち去年のものだけ紹介しておきます。ブラッドリーの歴史に興味のある方は、どうぞ、リンクを辿って読んでいただけると幸いです:去年の記事はこちらから

なお、この間、リル・メトロポルの交通機関ilévia(イレヴィア)では、トラムも地下鉄も便数を増やして対応する構えです。ただし、リル町中はバスは走りませんし、地下鉄も止まりません。詳しくはこちらのイレヴィアの地図をご覧ください。ちなみに一日券は4.9ユーロ、二日券は8.8ユーロで求めることができます。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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