No.522ムーラン・ルージュの屋根の上で無料の映画を見る夕べ

公開日 : 2019年07月18日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

パリのムーラン・ルージュといえば、元祖キャバレーともいえる場所。

ただし、日本のキャバレーを連想してはいけません。

フランスでキャバレーと言えば、ダンスや歌のナイトショーを堪能できるクラブのことです。その中でもムーラン・ルージュやリドなどのショーは、素晴らしいレベルの高さを誇ります。

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ムーラン・ルージュ© Paris Tourist Office - Photographe : Jacques Lebar

おそらく、画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの描いたポスターに見覚えがある方も多いのではないでしょうか。

ムーラン・ルージュというのは「赤い風車」という意味で、名前通り、屋根の上にトレードマークの赤い風車が建っています。

意外に知られていませんが、この屋根の上には、バーレストラン、Bar à Bulles(バラビュル)があります。ルーフトップは意外に静かで、緑もあって別世界!英語の公式サイトはこちらです

Bar à Bulles

住所: 4bis Cité Véron, Paris 18区

最寄りのメトロ駅:2番線のBlanche駅

さて、このルーフトップバーが、この夏企画するのが、「屋根の上の映画館」です。嬉しいことに視聴は無料!毎週水曜日の夜比較的マイナーなコメディ映画を上映します。

プログラムは下の通り。

7月24日『Steak』Quentin Dupieux監督

7月31日『Wanda』Barbara Loden監督

8月7日『アンソニーのハッピー・モーテル(Bottle Rocket)』Wes Anderson監督

8月14日『Super Grave』Greg Mottola

8月21日『風櫃の少年(Les garçons de Fengkuei)』侯孝賢監督(21:30

8月28日『Everyone else』Maren Ade監督

9月4日『Songs my brother told me』Chloé Zhao監督

9月11日『君とボクの虹色の世界(Me and You and Everyone We know)』Miranda July監督

時間は、8月14日までは22時~。8月21日からは21時半~の上映です。

日が長すぎて手持ち無沙汰になりがちなフランスの夏の夜。コメディ映画で心をほぐすのもいいかもしれませんね。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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