No.522ムーラン・ルージュの屋根の上で無料の映画を見る夕べ
パリのムーラン・ルージュといえば、元祖キャバレーともいえる場所。
ただし、日本のキャバレーを連想してはいけません。
フランスでキャバレーと言えば、ダンスや歌のナイトショーを堪能できるクラブのことです。その中でもムーラン・ルージュやリドなどのショーは、素晴らしいレベルの高さを誇ります。
ムーラン・ルージュ© Paris Tourist Office - Photographe : Jacques Lebar
おそらく、画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの描いたポスターに見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
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ムーラン・ルージュというのは「赤い風車」という意味で、名前通り、屋根の上にトレードマークの赤い風車が建っています。
意外に知られていませんが、この屋根の上には、バーレストラン、Bar à Bulles(バラビュル)があります。ルーフトップは意外に静かで、緑もあって別世界!英語の公式サイトはこちらです。
Bar à Bulles
住所: 4bis Cité Véron, Paris 18区
最寄りのメトロ駅:2番線のBlanche駅
さて、このルーフトップバーが、この夏企画するのが、「屋根の上の映画館」です。嬉しいことに視聴は無料!毎週水曜日の夜比較的マイナーなコメディ映画を上映します。
プログラムは下の通り。
7月24日『Steak』Quentin Dupieux監督
7月31日『Wanda』Barbara Loden監督
8月7日『アンソニーのハッピー・モーテル(Bottle Rocket)』Wes Anderson監督
8月14日『Super Grave』Greg Mottola
8月21日『風櫃の少年(Les garçons de Fengkuei)』侯孝賢監督(21:30
8月28日『Everyone else』Maren Ade監督
9月4日『Songs my brother told me』Chloé Zhao監督
9月11日『君とボクの虹色の世界(Me and You and Everyone We know)』Miranda July監督
時間は、8月14日までは22時~。8月21日からは21時半~の上映です。
日が長すぎて手持ち無沙汰になりがちなフランスの夏の夜。コメディ映画で心をほぐすのもいいかもしれませんね。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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