No.514パリの公園52か所、6月8日から喫煙禁止に!

公開日 : 2019年06月19日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

喫煙家のみなさんは特にご注意ください。

2019年6月8日から、パリ市内の52の公園が禁煙スペースとなりました。

これは、2018年7月より試験的に禁煙スペースとなっていた市内6つの公園に新たに46の公園が加わったものです。違反者には38ユーロの罰金が科せられます。

振り返っておくと、No.214 で書いたように、2015年10月1日からタバコの吸い殻ポイ捨てには罰金が科されています。

514-1.jpg

フランス語でメゴと呼ばれる吸い殻 © Kanmuri Yuki

また公園の中でも子どもの遊具のあるスペースは、すでに2015年より禁煙とされており、違反者には38ユーロの罰金が科せられることになっています。

52か所といえば、かなりな数です。一応下に記しておきますが、覚えるのは至難の業。

旅先で罰金を徴収されたりせぬよう、今後は、基本的に灰皿のない場所ではタバコを吸わない。喫煙OKと分かっている場所で吸っても、吸い殻はちゃんと持ち帰る。この二点を抑えておく必要がありそうです。

【2019年6月8日から禁煙となったパリの公園リスト】

514-0.jpg

パリ3区のタンプル広場© Paris Tourist Office - Photographe : Daniel Thierry

2区: ルーヴォワ広場(Square Louvois)、ビドー広場(Square Bidault)

3区:タンプル・エリーヴィセル広場(Square du Temple-Elie Wiesel)、レオノール・フィニ広場(square Leonor-Fini)、エミール・ショータン広場(square Émile-Chautemps)、レオポルド・アシル庭園(jardin Léopold-Achille)、アンネ・フランク庭園(jardin Anne-Frank)、マドレーヌ・ド・スキュデリ庭園(jardin Madeleine-de-Scudéry)

4区:ラングロ広場(squares Langlois)、アルベール・シュヴァイツァー広場(Square Albert-Schweitzer)、アンリ・ガリ広場(Square Henri Galli)、クロ・デ・ブラン・マントー(Clos des Blancs-Manteaux)

5区:聖メダール広場(Square Saint-Médard)

6区:ガブリエル・ピエルネ広場(Square Gabriel-Pierné)

8区:マルセル・パニョル庭園(Jardin Marcel-Pagnol)

514-2.jpg

9区のエスティエンヌ・ドルヴ広場© Paris Tourist Office - Photographe: © Studio TTG

9区:モントロン広場(Square Montholon)、エスティエンヌ・ドルヴ広場(Square d'Estienne-d'Orves)、エクトール・ベルリオーズ広場(Square Hector-Berlioz)、アレックス・ビスカール広場(Square Alex-Biscarre)、ダンヴェール広場(Square d'Anvers)

10区:ジュリエット・ドデュ広場(Square Juliette-Dodu)、イルマ・ギュネ広場(Square Yilmaz-Güney)

11区:ガルデット広場(Square Gardette)、フォリ・ティトン庭園(Jardin de la Folie-Titon)

12区:トゥルーソー庭園(Jardin Trousseau)、クロワルージュ広場(Square de la Croix-Rouge)、ジャン・モラン広場(square Jean-Morin)

13区:アンリ・カディウ広場(Square Henri-Cadiou)、ポテルヌ・デ・プープリエ庭園(jardin de la Poterne-des-Peupliers)、メール庭園(jardin aux Mères)、ミシュレ広場(square Michelet)、エロイーズとアベラール広場(square Héloïse-et-Abélard)

14区:ヴェシェンスキ広場(Square Wyszynski)、ルミール広場(square Lemire)

15区:デュプレックス広場(Square Dupleix)、パブロ・カザル広場(Square Pablo-Casals)、 シェリウー広場(Square Chérioux)、 ピエール・アドリアン・ダルペラ広場(Square Pierre-Adrien-Dalpayrat)、 カブロンヌ広場(Square Cambronne)、 ヴィオレ広場(Square Violet)、 アルレ・カンティニ広場(Square Alleray Quintinie)、 クロ・フーキエール広場(Square du Clos Feuquière)セヴェンヌ広場 (Square des Cévennes)、 ジョルジュ・ブラッサンス公園(parc Georges-Brassens)

16区:ラマルティーヌ広場(Square Lamartine)

17区:バティニョル広場(Square des Batignolles)

18区:フランソワーズ・エレヌ・ジュルダ庭園(Jardin Françoise-Hélène-Jourda)、レオン・セルポレ広場(square Léon-Serpollet)

19区:プラス・ド・ビッチ広場(Square de la Place-de-Bitche)、クリメ通り(rue de Crimée)のフランドル大通りとジャンジョレス大通りに挟まれた区間

20区:ドクター・グランシェ広場(Square du Docteur-Grancher)、 レオン・ジジェル庭園(jardin Léon-Zygel)、サラ・ベルナール広場(square Sarah-Bernhardt)

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。