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No.506現代のシャンポリオン募集!仏ブルターニュ岩に刻まれた謎の文字

カテゴリー:お知らせ / 自然・風景 投稿日:2019年5月28日

フランス西部、海に腕を突き出すように存在するブルターニュ。ケルト文化をベースとする地方とあり、フランスの中でも幾分異色の土地とみなされがちです。


このブルターニュの先端、ブレストの近くにプルガステル=ダウラス(Plougastel-Daoulas)という人口1万3千人ほどの町があります。ほぼ半島の様相をもつこの町のカロ湾と呼ばれる場所にある岩が、今日の話題の主役です。


この岩には、1786-87年頃に彫られたとみなされる20行ほどの文章と絵が残っているのです。一部を紹介すると、

「DRE A R GRIO SE EVELOH AR VIRIONES BAOAVEL... R I... GENBICEN DA BEN ESOA...」

という風に見えます。


506.jpg

プルガステル=ダウラスにある謎の文が刻まれた岩

問題は、何と書いてあるのか、全くわからないということ。ブルトン語であろうということは言われていて、これまで、さまざまな団体や個人が解読を試みましたが、成功していません。


そこで、とうとうプルガステル=ダウラスは、今月(2019年5月)町を挙げて、この謎の文章の解読を呼び掛けることにしました。期間は11月まで。準備された費用は2000ユーロ。
我こそは!という方。詳細の問い合わせは、担当責任者ヴェロニック・マルタンさんまでどうぞ!(mail: veronique.martin@mairie-plougastel.fr)


岩に刻まれた文字というのは、悠久の時間を感じさせるという意味で、なかなかに浪漫を誘います。時代も文字も違いますが、先日、ルーン文字を刻んだ石碑について 記事を書いたところだったせいか、ついこのニュースには目を惹かれてしまいました。観光に直接結びつく情報ではないので、少々迷いましたが、ブルターニュ地方の奥深さを感じさせるニュースとして、ここに紹介しておきます。


(冠ゆき)

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冠ゆき

山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド、イタリア、中国の生活を経た後、2013年フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40ヵ国。6ヵ国語を解する能力と多様な文化に身をおいてきた経験を活かし、柔軟かつ相対的視点から、フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介中。
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