No.476ヴァレンタインは、パリ・ロダン美術館の「愛の夕べ」へ!
日本のヴァレンタインが、一方通行な愛の告白の日なら、フランスのヴァレンタインは、双方向に愛を確認し合う日。
この日は、夫婦や恋人同士でデートしたり、食事をしたりが主流です。
まだ寒いこの季節、デート先には、映画や劇場のほか、美術館もお勧めです。施設によっては、ヴァレンタイン特別企画を打ち立てるところも。
ロダン美術館の愛の夕べ Crédit agence photographique du musée Rodin J Manoukian
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そのうちのひとつが、パリのロダン美術館。今年で三回目となる「Soirée Love(愛の夕べ)」は、毎年大好評の企画です。
日本では『地獄の門』や、その一部である『考える人』、または『カレーの市民』などがよく知られていますが、ロダンの作品には、『Le Baiser(接吻)』など、石であることを忘れさせるほど官能的な彫刻も数多くあります。
A.Rodin『接吻』(1882頃) Crédit agence photographique du musée Rodin J Manoukian
実際カミーユ・クローデルとの激しすぎる愛憎劇でも知られたロダンは、愛の表も裏も熟知した一生だったはず。
ロダン美術館では、2月14日、19時から22時半まで、音楽やポエジーなどのパフォーマンスつきの、愛をめぐるロダンの作品鑑賞を提供します。
入場料は20ユーロ。要予約。予約はこちらのサイトからのみ可能です。
【パリのロダン美術館(Musée Rodin à Paris)】
URL:http://www.musee-rodin.fr/en/visit
*注*ロダン美術館はパリのほか、パリ近郊のムードンにもあります。この企画はパリのロダン美術館ですので、お間違えの無いようご注意ください。
住所:77 rue de Varenne, 75007 Paris
最寄り駅:メトロ13番線Varenne駅、8番線Invalides駅、RER C線Invalides駅
特別な日の特別な夜を特別な人と過ごすのに最適な特別な場所。
ヴァレンタインにパリにいらっしゃる方は、ぜひご検討ください!
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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