No.445日本のパスポート190か国の扉を開き、堂々の一位に!
ロンドンに本拠地を置くコンサルティング会社 Henley & Partnersが今週火曜日(2018年10月9日)公開したところによれば、現在、もっともの多くの国・地域の扉を開くのは、なんと日本のパスポートだそうです。
ヴィザなしで入国あるいは到着が可能な国は、190か国。ミャンマー政府は、今月1日から日本観光客のヴィザ免除を決めており、それにより、日本が初の一位に躍り出ました。
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二位は189か国のシンガポール。
三位は、188か国のフランス、ドイツ、大韓民国。
四位は、187か国のデンマーク、フィンランド、イタリア、スペイン、スウェーデン。
五位は、186か国のオーストリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、UK、アメリカ合衆国。
と、いずれも僅差で続いています。
逆に、もっともヴィザ無しで行ける国・地域が少ないのは、アフガニスタンとイラクのパスポート。30か国に限られています。
この種のパスポートランキングについては、No.161でも話題にしたことがありましたが、あれから3年半。統計機関が異なるので、安易に比較はできませんが、それでも多くの国がこの3年で更につながりを増やしてきている様子がうかがえます。
政治、経済、治安、天災などの問題が起こるたび、近づいたと思った世界が遠のいて見えることも多い昨今ですが、世界自体はどんどん手をつないで、身近になってきているんだなぁ、と得心した思いがするニュースでした。
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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