No.444パリ、ノートルダム寺院に映し出される平和の祈りマッピング
パリの中心は、地理的にも、象徴的にも、シテ島にあるノートルダム寺院です。この秋、そのファサードをスクリーンに、プロジェクションマッピングが繰り広げられます。
©Notre-Dame de Paris, Bruno Seillier
『ダム・ドゥ・クール(Dame de Coeur)』と名付けられた光のスペクタクルは、約20分のプロジェクションマッピング。ちょうど一年前2017年11月には、5日にわたり10万人の人々を魅了しましたが。その後も要望が多く、今年の開催が決まりました。
これは、ちょうど今年で100年を迎える第一次世界大戦終結を記念する行事でもあります。
ノートルダム寺院には、毎年国内外から1200万人以上の観光客が集まります。それだからこそ、このノートルダム寺院を舞台にすることで、メッセージは全世界に届くと主催者は考えているのです。
©Notre-Dame de Paris, Bruno Seillier
『ダム・ドゥ・クール』
期間:2018年10月18日~25日
時間:18日は21時半
19、22,23,24,25日は、19時半と、21時半。
20日と21日は20時と21時半。
公式サイト:https://www.damedecoeur.paris/
観覧には、サイトからの登録(無料)が必須です。また、身分証明書も持参しましょう。15歳以下の子供は予約不要ですが、親の同行が必要です。予約時間より30分は前に着くようにしましょう。
観覧は無料ですが、5ユーロほどの寄付が期待されています。また20ユーロ以上の寄付をした人には、特製パンフレットが配られる予定です。
©Notre-Dame de Paris, Bruno Seillier
またできれば、手ぶらでの参加が推奨されています。バッグ持参の場合は、その場で中身の点検があります。持ち込み禁止のものもあるのでご注意ください。
【持ち込み禁止リスト】
ナイフ、刃のあるもの、工具類、ガラス製品(ボトルやグラス)、棒、メタル製の箱、0.5リットル以上のペットボトル、煙の出るもの(ろうそく、花火なども含む)、動物。
混雑が予想されますので、公共交通機関の利用をお勧めします。
最寄り駅は、メトロであれば、4番線のCité駅あるいはSaint-Michel駅。1番線、11番線のHôtel de Ville駅、10番線のMaubert-MutualitéあるいはCluny-La Sorbonne駅、7番線、11番線、14番線のChâtelet駅。RERならB線C線のSaint-Michel-Notre-Dame駅です。
秋深いパリで、ノートルダム寺院を華麗に彩る平和への祈りを、ぜひご覧ください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。