No.431フランス、リールの交通機関Transpoleこの夏のニュース

公開日 : 2018年07月19日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

フランス北部リールとその周辺を走るバス・地下鉄・トラムは、トランスポル(Transpole)が運営しています。

この夏はいくつか特筆すべきトランスポルのニュースがあるので、ここにまとめておきましょう。

1) 夏の間のトラム工事

431-1.JPG

Pont Hydraulique(水圧式橋)

2018年7月2日から8月28日は、トラムの工事のため、トゥルコアン・サントル(Tourcoing Centre)駅と、ポン・イドロリック(Pont Hydraulique)駅間は、不通となっています。

その間、この二駅の距離を結ぶ代行バスが走っていますので、そちらをご利用ください。

2) 改札口の設置

431-2.JPG

リルヨーロッパ駅

パリの地下鉄には改札口がありますが、トランスポルの地下鉄には、これまで改札口というものがありませんでした。

その改札口の設置が始まったのが去年年末から。今のところ、Gare Lille Europe(リルヨーロッパ駅)にしか作られていませんが、今年2018年中に、Eurotéléport(ユーロテレポール)駅、Tourcoing Centre(トゥルコアン・サントル)駅、République Beaux-Arts(レピュブリック・ボーザール)駅、Gare Lille Flandres(リル・フランドル駅)、Porte des Postes(ポルト・デ・ポスト)駅の六ケ所に設置される予定になっています。

残りの53駅についても、2020年までに設置の予定です。

3) 8月1日からの値上げ

431-3.jpg

トラム駅

8月1日から、地下鉄、トラム、バスともに値上がりします。具体的には、これまで1.6ユーロだった1回乗車のチケットが、1.65ユーロに変わります。

同時に、チケットの有効時間が1時間になります。つまり1時間の間は、乗り放題となるわけです。これまでは不可能だった行き帰り逆方向の乗車も、1時間以内に収まるのであれば、一枚のチケットで出来ることになります。

これはかなり大きな変化ですので、8月1日からご乗車の方はご留意ください。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。