No.431フランス、リールの交通機関Transpoleこの夏のニュース
フランス北部リールとその周辺を走るバス・地下鉄・トラムは、トランスポル(Transpole)が運営しています。
この夏はいくつか特筆すべきトランスポルのニュースがあるので、ここにまとめておきましょう。
1) 夏の間のトラム工事
Pont Hydraulique(水圧式橋)
2018年7月2日から8月28日は、トラムの工事のため、トゥルコアン・サントル(Tourcoing Centre)駅と、ポン・イドロリック(Pont Hydraulique)駅間は、不通となっています。
その間、この二駅の距離を結ぶ代行バスが走っていますので、そちらをご利用ください。
2) 改札口の設置
リルヨーロッパ駅
パリの地下鉄には改札口がありますが、トランスポルの地下鉄には、これまで改札口というものがありませんでした。
その改札口の設置が始まったのが去年年末から。今のところ、Gare Lille Europe(リルヨーロッパ駅)にしか作られていませんが、今年2018年中に、Eurotéléport(ユーロテレポール)駅、Tourcoing Centre(トゥルコアン・サントル)駅、République Beaux-Arts(レピュブリック・ボーザール)駅、Gare Lille Flandres(リル・フランドル駅)、Porte des Postes(ポルト・デ・ポスト)駅の六ケ所に設置される予定になっています。
残りの53駅についても、2020年までに設置の予定です。
3) 8月1日からの値上げ
トラム駅
8月1日から、地下鉄、トラム、バスともに値上がりします。具体的には、これまで1.6ユーロだった1回乗車のチケットが、1.65ユーロに変わります。
同時に、チケットの有効時間が1時間になります。つまり1時間の間は、乗り放題となるわけです。これまでは不可能だった行き帰り逆方向の乗車も、1時間以内に収まるのであれば、一枚のチケットで出来ることになります。
これはかなり大きな変化ですので、8月1日からご乗車の方はご留意ください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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