No.413フランス国鉄スト初日4/3の運行状況+エールフランススト速報
今年は復活祭に重なったエイプリルフール。そのせいか、ほとんどジョークを耳にすることがなかったように思います。
また、復活祭といえば、春!というイメージですが、今日のフランス北部は最高気温が10度を切り、春の遠さを実感した一日でした。明日月曜日は祝日ですが、連休明けの火曜日4/3からフランス国鉄のストが始まり、エールフランス他のストも計画されているとあり、世間一般なんとなく落ち着かない雰囲気が続いています。
さて、No.409や No.412でも触れたこのフランス国鉄のストですが、初日4月3日の運行状況について今わかるところをFranceInfoがまとめてくれましたので、急ぎ紹介しておきます。
【TGV】
地方別にみると、
・大西洋側は12%の運行
・東部は27%の運行
・北部は12%の運行
・南東部は11%の運行。
【インターシティ】
平均13%の運行。
例を取ると、
・パリ―クレルモン線は、4本に1本
・パリ―リモージュ―トゥールーズ線は10本に1本
・パリ―ルーアン―ルアーヴル線は8本に1本
【TER】
TERは、6%の列車のみ運行。
【パリのRERとトランシリアン】
- RER A : 50% の運行
- RER B : 28% の運行
- RER C : 20% の運行
- RER D : 14% の運行
- RER E : 30% の運行
- Transilien : R線、U線、P線の一部は全く列車が通りません。H線は、40% のみ運行
【国際線】
・国際線Thalys(タリス)は、90%、Eurostar(ユーロスター)は75%が運行。
また、スト日は4/3-4とされていますが、厳密には、ストが始まるのは4/2の19時から。そのため前日19時以前に出発する列車であっても、到着が19時を過ぎるものは、キャンセルされる可能性が高いという報道も耳にしています。スト予定日の前日夕方以降出発の予定の場合も、列車の運行状況をよく確かめることをお勧めします。
ついでながら、航空会社エールフランスが新たに4/10-11のストを予定しているというニュースも先ほど飛び込んできました。飛行機ご利用の方も、今後のニュースにご注意ください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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