No.412仏スト続報:新たな日程+払い戻し方法
No.409フランス2018春のスト情報まとめ の続報です。
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【エールフランス】
まず、エールフランスについて。No.409に書いたように、3/23に引き続き、3/30(金)もストが予定されています。ちなみに、3/23は、約四分の一のフライトがキャンセルとなりました。
それに加えて、3/26に発表されたのが、新たなストの日程。4/3(火)と4/7(土)が予定されています。
キャンセルとなるフライトの予約をしている人は、前日エールフランスからメールあるいはSMSで知らされることになっています。ただし、欠航とはならない便でも、規模が縮小される可能性が高いため、エールフランスは、予約した乗客全員を乗せることはできないかもしれない、と予告しています。
3月30日の便に関して言えば、3/27-29、あるいは3/31-4/5への変更は、すでに同社サイトの"Your reservations"から無料でできるそうです。4/5以降の便に変更したい場合は、一年有効なチケットと同額の金券に払い戻しが可能です。払い戻しの手続きはウェブサイトでも行うことができます。
搭乗の手続きも終え、あとは搭乗だけという時点で、予定していた便が欠航となった場合は、払い戻しに加えて、補償金を請求することができます。保証金の額は、短距離便であれば、250ユーロ、中距離便は400ユーロ、長距離便は600ユーロと決まっています。交渉はエールフランスの窓口、あるいは電話(3654)でとなります。必要書類を保存しておくのを忘れないようにしてください。
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【フランス国鉄】
フランス国鉄のストは、No.409で知らせたように、下の36日を予定しています。
2018年4月3、4,8,9,13,18、19,23,24,28,29日
5月3,4,8,9,13,14,18、19、23、24、28、29日
6月2,3,7、8,12、13、17,18,22、23、27,28日
しかしながら、スト後の電車の運行がスムーズに運ぶとは思えず、メディアは、スト以外の日も、ダイヤの乱れが予測されると述べています。
運休となる列車が判明するのは、前日の17時の予定です。スト予定の日のチケットを持っている人は、すでに無料交換が可能となっていますが、変更後の列車チケットとの差額がある場合は、差額を払わなくてはなりません。
払い戻しを希望する人は、購入したショップ、あるいはSNCF窓口、またはインターネットサイトで手続き可能です。
せっかく楽しみにしていらしている皆様のご旅行が、ストのせいで、いやな思い出に変わったりしませんように。
(冠ゆき)
参考メディア
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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