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No.355パリ空港ではピカソが無料で鑑賞できる

カテゴリー:お題 / 交通・鉄道・航空 / 文化・芸術・美術 投稿日:2017年2月21日

旅をしていると、空港は、ある意味、その国、その町の顔だなぁと、思うことがよくあります。初めての国では、空港の第一印象が、大きな意味をもつこともあるでしょう。


それが分かっているからこそ、観光に重きを置く国は、やはりそれなりに、空港にハード・ソフト面で気を配っているように見えます。

フランス第一の国際空港と言えば、やはりパリのシャルル・ド・ゴール空港。利用する側から見れば、デザインばかり気にかけて、実用面がまだまだなのでは...と思うこともありますが、日本人には真似できそうもない大胆な発想の採用には、感心することもあります。


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Espace Musées ©Olivia Brooks


例えば、シャルル・ド・ゴール空港には、Espace Musées(エスパス・ミュゼ)と呼ばれる美術館スペースがあるのをご存知でしょうか。


アートの都パリにひしめく美術館から、毎回選りすぐりの作品を集め、年に2度、このエスパス・ミュゼでは、エクスポジションを開催しているのです。


場所は2EターミナルのMホール中央。2Eは、通常アジアやアメリカ、アフリカ行きのAlliance Sky Teamの航空会社(エールフランスやKLM、デルタなど)が発着するターミナルなので、日本へ発つ人は、たいてい通る場所でもあります。


2Eターミナルの地図はこちら から。


水色でしるしが付いているところが、エスパス・ミュゼです。


250平方メートルのこのスペースが完成したのは2012年12月のこと。翌2013年1月、最初に開かれたエクスポは、ロダン展でした。


嬉しくも太っ腹なことに入場は無料ときています。
開館時間は、飛行機の始発便から最終便まで。無休です。


今現在、開かれているのはPicasso Plein Soleil (ピカソ・プラン・ソレイユ)展。こちらの会期は2017年6月15日まで


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Espace Musées ©Olivia Brooks


パリのピカソ美術館の専門家らによって考えられたこの展覧会では、テーマが表すように、ピカソとフランス南部との関係をよくあらわす作品が選ばれています。実際、ピカソは1920年代からフランス南部に何度も滞在しており、1946年には、アンティーブにアトリエを開き、1948年には、ヴァロリスに腰を落ち着けました。そのころの作品と、フランス南部の気候や文化を彷彿させる作品を選んだエクスポとなっています。


355-3.jpg
Espace Musées ©Olivia Brooks


これから6月15日まで、シャルル・ド・ゴール空港をご利用の方は、ぜひ時間に余裕をもって空港へ赴き、ピカソの作品を堪能して行ってください。


(冠ゆき)

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冠ゆき

山田流箏曲名取。1994年より渡仏。大学院での研究の傍ら、大学や専門学校で日本語日本文化講師を勤める。2000年より、ポーランド、イタリア、中国の生活を経た後、2013年フランスに戻る。旅好きでもあり、今までに訪れた国は約40ヵ国。6ヵ国語を解する能力と多様な文化に身をおいてきた経験を活かし、柔軟かつ相対的視点から、フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介中。
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