No.292フランス2月休みはBゾーンから!
みなさんご存知のように、フランスの学校の新学年は9月に始まります。そのあと、7月夏休みに入るまでに、4つの休暇がそれぞれ2週間ずつあります。
一つ目は、11月1日前後のトゥーサン休暇。
二つ目は、クリスマス前後のクリスマス休暇。
三つ目は、冬休みとも呼ばれる2月休暇。
四つ目は、春休みとも呼ばれる復活祭休暇。
このうち、一つ目のトゥーサン休暇と、二つ目のクリスマス休暇。また夏休みは、フランス全国共通の日程ですが、2月休暇と復活祭休暇は、ゾーンによって異なります。ゾーンは3つあり、地方によって、A,B,Cいずれかのゾーンに属します。
このあたりの話は、 No.26 基本の基本!フランス旅行で最初にチェックすべきこと に書いたのですが、今年2016年1月1日からフランスの地方構成が大きく変わり(No.59フランスの領土改革:合併で地方数が22から13に!をご覧ください)、スクールゾーン自体も変更となりました。(No.130フランスのスクールゾーン変更のお知らせ(2016年1月より) をご覧ください)
今日から、Bゾーン(エックス?マルセイユ、アミアン、カン、リール、ナンシーメス、ナント、ニース、オルレアン?トゥール、ランス、レンヌ、ルーアン、ストラスブール)は、2月休暇に入りますが、地方構成が変わってからのゾーンごとの休暇は、今回が初めてということになります。
来週末には、Aゾーン(ブザンソン、ボルドー、クレルモンフェラン、ディジョン、グルノーブル、リモージュ、リヨン、ポワティエ)が、2週間後にはCゾーン(クレテイユ、モンペリエ、パリ、トゥールーズ、ヴェルサイユ)が、それぞれ2週間の休暇に入ります。
2月休みの終わる3月6日までは、休暇移動のフランス人が多い(特に空港や、スキー場に近い駅など)と思いますので、旅行中の方は、特に週末の移動は、時間に余裕をもって、お出かけください。
現行、また2017?18年度までの学校休暇を定めたカレンダー(calendrier scolaire)は、こちらのサイトから確認できます。
旅程を練るときに、ぜひ参考にしてみてください。
(冠ゆき)
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筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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