No.254冬時間に入る前、1時間長い夕べにマッピングプロジェクションを見ませんか?
10月最後の週末は、夏時間から冬時間への切り替え時です。
今年は、今週末24日(土)と25(日)の間が一時間長くなります。より正確に言えば、25日の朝3時が2時に変わります。(日本との時差は今の7時間から8時間に変わります)
今日現在、日の出は朝8時22分、日の入りは18時39分。
それが、一時間ずつずれますから、日曜からは、
日の出が朝7時25分ごろ、日の入りが17時35分ごろになるわけです。
毎朝家を出る時真っ暗闇なのが、ほんの少し明るくなりますが、反対に夕方はぐんと暗くなるのが早くなります。
先月行われたアンケートによれば、52%のフランス人は、夏時間と冬時間の切り替えを無くしてしまいたいと思っています。もともと省エネが目的で導入されたこの夏時間ですが、省エネにつながっていると考えるフランス人は28%に過ぎず、63%は、健康に悪影響があると考えています。
どちらかを選ぶとしたら、私は、より自分にとっては「自然」に感じる「冬時間」に固定してほしいなぁ、と思うのですが、フランス人は76%が「夏時間」固定を望んでいるそうです。明るい「ナイトライフ」を好む人が多いのでしょうか。
それにしても、このアンケートで一番驚いたのは、半数以上のフランス人が、「時計を進めたらいいのか、遅らせたらいいのか分からない」と答えたこと。
いやいや、生まれてからずっと毎年二回切り替えを経験してきているのに、なぜ覚えない?
....と思うのは、やはり私が日本人だからでしょうか。
それはともかく、そういうことで、1時間長くなる今週土曜日の夕べ。
リールでは、マッピングプロジェクションが予定されています。
日時:10/24(土)19時~23時
場所:リール、カトリック大学(住所:60, boulevard Vauban)(地下鉄Cormontaigne駅)
ISENの学生主催のこのプロジェクト。インタラクティブな試みもあり、面白そうです。
例えば、参加者が、その場にあるタブレットにデッサンを描くと、それもプロジェクションマッピングにその場で取り入れてもらえます。
参加も見学も無料です。
1時間長い夜を楽しむのにはぴったりなこのイヴェント。どうぞ暖かくしてお集まりください。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。