No.241今日からパリで"アレ"をすると68ユーロの罰金!
今年も早くも四分の三が過ぎ、残すところ三か月となりました。
今日10月1日を境に、罰金がぐんと上がったのが、パリでの吸い殻ポイ捨て。見つかれば68ユーロの罰金です。喫煙者の皆さま、お気を付けあそばせ。
フランス語でmégot(メゴ)と呼ばれるこのタバコの吸い殻。ところ構わずポイ捨てされていて、幻滅してしまうこともあります。
こちらのニュース番組で、取り上げられていましたが、「メゴを捨ててはいけないというけれど、灰皿はどこにもないし、ごみ箱はプラスチックだし、捨てられやしないわ」という声が大半。
携帯灰皿を持とうという考えは、フランス人の頭には浮かばないようです。
また、喫煙者の言い分は、「道路掃除にかかる費用は税金で払っているのに、なんで道に捨てちゃいけないんだ!」というもの。
一方、非喫煙者は、おおむね賛成派で、「自分の国、自分の町をごみ箱扱いするなんて、(メゴポイ捨てをする人の)気が知れないね」と、"当然じゃないか"目線。
今日一日、実際に取り締まりを受けた人がいたのかどうか知りませんが、なかなか国民の意見一致は難しそうです。
タバコを吸う知り合いがパリにいらっしゃる方、次回の日本からのお土産は、「携帯灰皿」に決まりですね。
(冠ゆき)
(2015/10/01)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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