No.221今週末はフランス北部アラスでアンドゥイエット・フリット!(8/29-30)
アラスは、リールから列車で30分ほど南に下りたパ・ド・カレー県の県庁所在地。日本ではあまり知られていませんが、スペイン統治時代にデザインされた美しい広場(No.183、No.201参照)が町の中心にあり、観光の見どころも多い町です。(詳しくは旅いさらに書いた記事をご覧ください)。
紹介が遅くなりましたが、今週末(8/29-30)このアラスで開かれるのがfête de l'andouillette(アンドゥィエット祭り)。
アンドゥィエットは、豚の内臓を使ったソーセージの一種で、フランス国内あちらこちらで作られていますが、アラスの特産品の一つでもあります。少し癖のある味ですが、それがまた好きな人にはたまらないそう。
アンドゥィエットの付け合わせは、言わずと知れたフリット!(ポテトフライ)。
アンドゥィエット祭りは、食べるだけではありません。町の中を大道芸人が練り歩き、街頭コンサートも多く予定されています。
もちろん(!)ジェアン(巨人)たちのパレードもプログラムに並んでいます(土曜日17時から)。
古い木製のおもちゃコーナーも設けられ、毎年子供ばかりか大人も熱心にトライしているのが見られます。
フランス語のみですが、詳しいプログラムはこちらから。
ハイライトを書き出すと、次の通り。
8/29(土)-英雄広場(プラス・デ・エロー、Place des Héros)
17時から:ジェアン(巨人)のパレード
18時:新ジェアン(巨人)の紹介
19時:ファンファーレ付きジェアンの踊り
20時:ブラスバンドコンサート
21時:太鼓によるフィナーレ
8/30(日)
11時から:英雄広場で「昔の遊び」コーナー
11時―19時45分:英雄広場で、複数音楽バンドのコンサート
一日中:特産品・工芸品市場、大道芸人のパフォーマンス
パリ北駅からもTGVに乗れば一時間かかりませんが、調べてみると、パリ発のツアーを組んでいる旅行社がありました。
8/29(土)の日帰りで、39ユーロ。パリ・ダンフェールロシュロー広場(place Denfert Rochereau 75014 Paris)からのバスツアーで、朝8時から夜8時の予定となっています。
ご参考までに。
今のところ、この週末は、フランス北部、最後の夏日か?というお天気の予報。9月になる前に、目いっぱい夏を味わうには、ちょうどいいイヴェントかもしれません。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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