No.171フランス北部の6月の花とリール旧市街の蚤の市(6/6)案内
6月になったというのに、3月に後ずさりしたのかと思うほど寒い毎日。最高気温が18度というけれど、18度の時間はとても短く、週末の夕方には8度くらいしかありませんでした。
それでも、植物はちゃんと季節を知っているようで、藤やライラックの花はもう散ってしまいましたし、桐の花も盛りを過ぎました。
満開の頃の桐の花
今満開なのはアイリスです。
アイリス
紫陽花はまだ小さなつぼみが見えるくらいで、花が咲くまではしばらくかかりそうです。
確かに日はとても長くなり、今日現在、日の出は5時38分。日の入りが21時52分。冬の暗さを思うと、明るいのは嬉しいのですが、6月は、あまりに明るすぎて、毎年感覚が狂ってしまいそうに思います。
そんなフランス北端も、天気予報によれば、6月4日木曜からは気温が上がるということ。5日金曜は、なんと30度を超える予報です。しかし、私の周りのフランス人はみんな「ほんとかいな」という表情。
さて、No.155 で書いたように、毎週末のようにあちらこちらで催されているフリーマーケット。フランス語でブラッドリーと言いますが、骨董品が多いものは、ブロカントとも呼ばれます。
天気に恵まれる予定のこの週末は、観光でいらした方にも行きやすいリール旧市街(ヴューリル)で、この蚤の市が開かれる予定です。
日時は、6月6日土曜日、9時から18時まで。
旧市街のメインロードといえるrue de la Monnaie(モネ通り)から、place du Concert(今セール広場)、rue de la Collégiale(コレジアル通り)、place des Archives(アルシーヴ広場)、rue Saint-André(サンタンドレ通り)、rue Saint Sébastien(サンセバスチァン通り)などが会場となります。
モネ通り
土曜日は普段でも人が多い旧市街。6日は、良い天気と相まって、かなりな人混みになることが予想されます。ブラッドリーは見て歩くだけでも楽しいものですが、スリにはくれぐれもお気をつけて。
なお、リールの町を挙げてのブラッドリー(No.5 参照)は、毎年9月第一週末。今年は9/5-6を予定しています。
また詳しい交通事情などが発表されましたら、ご案内しましょう。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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