No.137オパール海岸に揚がる凧:ベルクの国際凧大会は4/18-26

公開日 : 2015年04月17日
最終更新 :
筆者 : 冠 ゆき

 復活祭(4/5)明けからほぼ晴天が続いていたものの、気温は15度前後と肌寒かったフランス北部。ところが、先週日曜(4/12)より、ぐぐんと気温が上がり、昨日4/15は、なんとリールで25.4度を観測。ここでは、これは「真夏」の気温です。

 こころなしか、気温が上がると「暑い暑い」と言いながら、フランス人の嬉しそうなこと!気分はすっかり夏で、身も心も浮き立ち気味なのが見て取れて、なんだか微笑ましいくらい。

 しかしこの突然の夏日、長続きはせず、4/17からは最高気温16度に戻る予報となっています。ただ、嬉しいことに、どうやら晴天は続くようです。

 さて、今週末も多くのイヴェントが企画されています。

 そのうちの一つが、Berck-sur-Mer(ベルク・シュル・メール)の海岸で開かれる国際凧(タコ)大会

 今年で29回目のこのイヴェント。4月18日から26日まで、毎日10時ー18時を予定しています。

 中国、インド、マレーシア、韓国、インドネシアから集まった凧のほか、多くのオリジナルな凧が揚げられます。

 25日(土)は、夜22時から、音楽と花火つきの夜の凧揚げスペクタクルも企画されています。

 ベルク・シュル・メールは、リールより南のドゥエから西にまっすぐ線を伸ばした辺りにある海岸沿いの町です。このあたりは、オパール海岸と呼ばれており、なかなか美しい海辺が見られます。フランスでも実はマイナーな場所ですが、その分、人が少ないという利点があります。

 電車で移動する場合、Rang-du-Filiers(ラン・デュ・フィリエ)駅で下りて、そこからベルクまでは514番のバスを利用することになります。

 リールからだと、ラン・デュ・フィリエまでが、直通列車で1時間半。時間に寄って、片道30-40ユーロです。

 凧大会の様子、素敵な動画がアップされています。これをみれば気分は一気に初夏の海辺!是非、ご覧ください。

 来年ぐらいは、日本の奴凧(やっこだこ)にも参加してもらいたいものですね。

(冠ゆき)

筆者

フランス特派員

冠 ゆき

1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。

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