No.133北の地獄・自転車レース「パリ～ルーベ」は今週末4/12！
最も古い自転車レースの一つパリールーベは、1896年に始まりました。
ルーベは、ここでも何度かご紹介していますが、フランスの北、ノール県の県庁所在地リールの北東に位置します。
ルーベ市庁舎
パリールーベは、その名の通り、パリからルーベまで約260キロメートルの距離を、一日で走ります。未舗装の道や、がたがたの石畳の道が多いことから、パンクなどのハプニングは毎年絶えることがなく、非常に苛酷なレースとしても知られています。
別名「北の地獄」とも呼ばれるこのレース、113回目の今年は、4月12日（日）に予定されています。今年のルートは、総距離253.5キロメートル。そのうち石畳は52.7キロメートル。
パリとはいいますが、正確にはコンピエーニュを10時20分に出発するようです。リール近郊を走るのは、15時から17時過ぎと予測されています。くわしくは、こちらの地図をごらんください。
参加するのは、フランス、ベルギー、オランダ、イギリス、スイス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア、カザフスタン、アメリカ合衆国、南アフリカ、オーストラリアから来た25チーム、それぞれ8人ずつの選手。
去年は完走できなかった選手が55人いました。今年は、どのくらいが完走できるでしょうか。お天気は今のところ晴れを予定しています。
フランスのテレビ局France 3とベルギーのテレビ局La Deuxでは、12時55分から放送の予定。ベルギーテレビ局La Uneでは、13時45分から放送予定です。
（冠ゆき）
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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