No.117タイムラプスで見る3/20の日蝕+3/21モン・サン・ミシェル世紀の大潮早送り
3/20は日蝕が観測できる日(No.113 参照)でしたが、残念ながらノール県の中でも北のあたり、ここトゥルコアン周辺では、厚い雲に阻まれて、太陽がどこにあるのかさえ、分かりませんでした。
ただ、10時頃から随分と暗くなってきて、10時半にはそのピーク。ああ、今、日が欠けていっているんだなぁ、ということは感じられました。
これは今回の日蝕の写真ではありません
フランスの南西、スペインと国境を接しているオート・ピレネーの観測所で撮った写真を元に作られたタイムラプスが、Daily Motionにアップされています。
フランスの南のほうですので、日蝕率は、80%までいきませんが、今日の観測を楽しみにしていたのに、見られなかった方は、是非この早送りヴィデオをお楽しみください。
また、この分厚い雲にもめげずというか、幸運なことにというか、雲の切れ間に、このノールパドカレー地方でも日蝕撮影に成功した人たちもいます。彼らの撮った写真はこちらのサイトで見られます。
是非ご鑑賞ください!
3/21の大潮。朝から夜にかけて、フランスの海岸線、あちこちで大潮が観測されました。
その様子を写真で見たい方はこちらをどうぞ。
【追記】
Le Nouvel Observateur(ル・ヌーヴェル・オプセルヴァター)誌が、昨日のモン・サン・ミシェル世紀の大潮のタイムラプスも作ってくれました!待っていましたという感じ。ヴィデオは、ネット上でいろいろ出ていますが、このタイムラプスが一番良く潮の高さを見せてくれるように思います。
お薦めです!
モン・サン・ミシェルでは、早朝と、夜20時過ぎの2度の満潮がありました。
前回同じくらい高い大潮を記録したのは、1997年3月10日のこと。次に同じ現象が見られるのは、2033年3月3日ということ。そう、「世紀の大潮」とは言いますが、実際は18年に一度見られる現象なんです。
今年逃した方、18年後を是非お楽しみに!
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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