南西フランス 世界最古の発泡酒 ブランケット・ド・リムー

公開日 : 2019年02月19日
最終更新 :

世界遺産カルカッソンヌ城からわずか車で約20キロ。ラングドックワイン生産地地となるフランス、オード県はピレネー山脈とモンターニュノワールの中間に存在する、フランスらしい自然豊かな場所。ブランケット・ド・リムーの生産地として有名なリムーも広大なラングドックワイン生産地の代表的な銘柄マルペール Male Pere やコルビエール Corbieres といったワイナリーと隣接しています。

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フランスオード県はカルカッソンヌ城を筆頭にカタリ派の里としても有名で、数々の古城が点在します。広大な敷地と自然、フランスの歴史、ラングドックワイン、まだまだこれから知られていく場所のひとつではないかと思います。

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Domain de Fourn 家族経営4代目のオーナーマダム。日曜日の午後私たちの突然の訪問にもとても感じよく対応してくれました。*団体訪問の場合は事前の予約が必要です。

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なんと歴史的にはシャンパーンよりも1世紀前に世界最古のスパークリングワインとして登場。リムーは発泡性がきわめて鮮やか。クラシックは白ワインですが、ロゼもあり、香りや味もフルーティーできわめて女性好みのワインでしょうか。

AOCワインは、「ブランケット・メトード・アンセストラル」「ブランケット・ド・リムー」「クレモン・ド・リムー」の3つ。そして気になるお値段もお手頃です。フランス人は食品については特に地産消費傾向があり、南西フランスに住むフランス人たちはラングドックワインを愛してやみません。カルカッソンヌや南西フランスに足を踏み入れたら是非試していただきたい、ブランケット・ド・リムー。

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ラベルも女性好み?!

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4代目という歴史がワイナリーのサロンのあちこちで感じられる。ぶどうは機械の手に頼らず、いまだにひとつひとつ手で収穫しているそうです。

筆者

フランス特派員

フランスパラディ

トゥールーズ在住18年。フランス政府公認添乗員ガイド。

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