イメージは兜の飾り!ウォーターフロントを結ぶA型形式の「中央大橋」【東京】
東京、中央区を走る八重洲通りを通って隅田川に架かる「中央大橋」。「A」の文字に見えるラインが印象的な、デザイン性の高い斜張橋です。隅田川の流れを見つめる、フランスから贈られた友好のブロンズ像「メッセンジャー」の姿もお見逃しなく!
※ 2021年8月現在、東京都では新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置がとられています。お出かけの際は、東京都のウェブサイトを確認いただき、地域のルールに沿った行動をお願いいたします。
ウォーターフロントのシンボル
「中央大橋」は、平成の時代に入ってから隅田川において最初にできた橋です。キリッとした表情で中央区の新川と佃を結んでいるその姿は、周辺のウォーターフロントのシンボルとなっています。
アルファベットの「A」のような形をした主塔のデザインは、兜の飾りをイメージしたものだそう。この辺りが「兜島」と呼ばれたことに由来しているとのことで、町の歴史を感じます。
※ 参考: 東京都建設局ウェブサイト
「中央大橋」から見る隅田川周辺の風景
上流に見えるのが「永代橋」。その後ろにはスカイツリーの姿も目にすることができます。
時折水上バスが走るので、川面の変化も楽しめます。
こちらが下流に広がる隅田川の風景です。少し距離がありますが、奥に見える橋が以前このブログでもお伝えした「佃大橋」です。
そして右前方には「湊(みなと)公園」からもアクセスできる隅田川テラスが見えます。隅田川テラスからも「中央大橋」の全体がきれいに見えますよ。
パリからの贈り物「メッセンジャー」像
隅田川は、1989年にフランス・パリのセーヌ川と姉妹河川になりました。この友好河川提携の記念にパリの市長から「メッセンジャー(Le Messager)」像が贈られたとのことです。
両都市と両河川をつなぐ友好を記念して、パリ市は東京都へオシップ・ザッキン作「メッセンジャー」を寄贈する。
92年10月27日 東京にて
ジャック・シラク
※ 現地案内板より引用
像が置かれているのはちょうど橋の中央(上流側)あたり。橋の上からは後ろ姿が見られます。どんな表情で隅田川を見つめているのか、気になってしまいますね☺︎
アクセス
■ 中央大橋
・ 住所: 東京都中央区新川2丁目/中央区佃1丁目
・ 最寄駅: JR京葉線・東京メトロ日比谷線八丁堀駅/都営大江戸線 ・ 東京メトロ有楽町線月島駅
筆者
東京特派員
marie
海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。