「生の筍」にトライ!コロナ禍で増えたおうちごはんのレパートリー

公開日 : 2021年04月26日
最終更新 :
筆者 : marie
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東京都では、2021年4月25日から5月11日まで緊急事態措置が取られています。飲食店の営業も一定の制限がかかっているため、食事の持ち帰りやデリバリー、また自炊の機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

私もいわゆる「おうちごはん」のシーンが格段に多くなったことで、ちょっと手間のかかるレシピに挑戦することも増えてきました。

今日のレポートは東京のお出かけ情報をひと休みして、わが家の自炊メニューの一例を紹介したいと思います。

春の食材「筍」

今回お届けするテーマは、筍。ボイルなど、何かしらの加工がされた筍は一年中手に入りますが、この時期に味わいたいのが「生の筍」です。

近年は都内のスーパーマーケットで見かけることも多いですね。食感もよくおいしい食材ですが、下処理に手間がかかるのが難点でもあります。

下処理に必要な材料はそれほど多くありませんが、アク抜きのためのゆで時間、そして冷めるまで寝かせたりといった工程もあるので、時間に余裕があるときに楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか。

下処理に必要な材料

筍のアク抜きに必要な材料です。

米ぬか

赤唐辛子

筍がしっかり入るサイズの鍋

スーパーマーケットによっては筍と同じ売り場で米ぬかが販売されていることも多いです。また、筍とともにひと握りくらいの米ぬかをオマケのようにつけて販売されていることもあるので、そういったセットを選んでみるのもよいかと思います。

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筍の下処理

基本的な行程は、以下のような流れになります。

1. 皮を数枚はがし、先端を斜めに切り落とす

2. 切り落とした部分に、切り込みを入れる

3. 鍋に筍、米ぬか、唐辛子を入れ、浸るくらいに水を加えてゆでる

4. ゆで汁ごと冷ます

下処理の詳しい方法については、食品メーカーや料理人の方のレシピなど、参考になるアク抜き方法がたくさん公開されています。本格的なやり方から簡単なバージョンまでいろいろなレシピがありますので、ぜひお好みのゆで方を見つけてみてください。

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参考まで、冒頭に掲載した写真の筍は約2kgのものでずっしりと存在感がありました。

実は、手持ちの最大サイズの鍋におさまらず、やむをえず一部をカットしてゆでました。下に写真を掲載しましたが、アク抜き後に皮など余分なものを取ったあとに計ると約950gでした。

大きいから大味になるかなと心配しながらのアク抜きでしたが、できあがってみると下の方までサクサクと食感がよかったです。さすが、旬のものは違いますね!

※お皿の直径は25cm

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筍で何作る?わが家の例

筍といえば、やはり王道は「若竹煮」。ワカメのおいしさと相まって筍のよさが堪能できる一品です。残念ながら木の芽が手に入らなかったものの、カイワレ大根やハーブを飾ったら映えるかもしれません。

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また、こちらはえびやキクラゲ、卵と炒めてみた一品。オイスターソースともよく合うのでこういった中華風メニューもおすすめです。

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ほかにも、筍と鶏肉でスープなどを作ってみました。いずれも主役の筍がおいしいこともあって味わいあるおうちごはんとなりました。

しっかりアク抜きができた筍は、ふんわりと甘い香り漂うまさに春の味! アク抜き後にそのまま味見してみたのですが、食感もよく下処理の苦労が吹っ飛ぶ風味でした。

ぜひ機会があれば試してみてはいかがでしょうか☺︎

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筆者

東京特派員

marie

海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。

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