浅草の老舗「神谷バーとデンキブラン」
浅草にはたくさんの老舗がありますが、
その中の1つでもあるお店。
神谷バー
明治13年に創業という歴史あるお店で、
昨年、2011年10月には神谷ビル本館が
登録有形文化財に登録されたほどです。
浅草で賑わう交差点にあり、個人的には待ち合わせ場所にも使う場所で、
知っている方もたくさんいるかと思います。
↑このお店の名物といえば、やはり「デンキブラン」。
初めて知ったときに「不思議な名前のお酒だな~」と思い、
神谷バーのHPを覗いて調べたところ、
明治時代には珍しかった「電気」と、
カクテルベースになっているブランデーの「ブラン」を
2つくっつけた名前とのこと。
当時のデンキブランのアルコール度数は45度・・・
シビレそうっ ( ̄▽ ̄|||)
「電気とイメージがダブって、この名がぴったりだったのです」
というお店の説明に、
まんまと納得。
ちなみに現在はアルコール30度だそうです。
もっと強い「電氣ブランオールド」は40度あるようです。
強いだけではなく、ほのか~に甘みが感じられ、
味わい深いお酒かと思います。
1Fは神谷バー、2Fはレストランカミヤ、 3Fは割烹神谷。
3Fは和食がメインですが、1、2Fは主に洋食がメインで、
個人的にはビアホールの雰囲気というイメージがあります。
だからでしょうか。
ビールもメインと思ってもいいくらいでして、
"アサヒビール"から直送されたビールを専用タンクに入れて、
品質管理、そして泡へのこだわりも徹底しているとのこと。
以前、こちらのお店で上司とどちらが飲めるか勝負をしたことがあり、
デンキブランのチェーサーとして、生ビール(大)が運ばれてきました。
なぜなら、デンキブランとビールを交互に飲むのが、
「カミヤ流」
なんだそうです。
最初は冗談かと思いましたけど。
お蔭様で勝負には勝ちましたが、家の前でタクシーを降りると、
私は宇宙人のように右肩には別の上司、
左肩には家の近所の"お巡りさん"に抱えられて帰ったという、
酔いも一気に吹っ飛んだ現実の光景を目の当たりにしたので、
皆様も飲みすぎにはご注意下さいませ。
↑神谷バーの入り口横には売店の「神谷バー賣場」があり、
デンキブランはもちろん、カミヤワインや焼酎、梅酒、
名物セット等が販売されており、お店に入らなくても
名物のお酒を購入することができます。
東京スカイツリーがオープンし、浅草に観光に来る方もますます増えたようなので、
観光の帰りにお店に寄って食事がてらに飲んでもよし。
または東京土産としてデンキブランだけを購入するもよしです。
明治時代から浅草の歴史を見続けてきた、
東京を代表とする老舗ともいえる神谷バー。
皆様も機会があれば、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■神谷バー
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