江戸東京博物館(墨田区/両国)

公開日 : 2008年01月19日
最終更新 :
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東京の原点を知るならここへ行け。

江戸東京博物館

外資系に勤めている友人が、外国人の社員さんを連れて行ったところ

かなり評判が良かったということだったので、

この度、ようやく私も訪れてみました。

東京の歴史や文化に詳しいと、

なお面白い場所

そんな感想を持ちました。

江戸東京に関する展示品は盛りだくさんで、見応え十分。

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↑当時の日本橋を再現したもの。

展示会場に入るとドーンと橋が現れて、なかなかの絶景でした。

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↑時代劇でも見かける人を運ぶ籠。

これは実際に乗ることもできるようになっていますが、

誰も運んではくれません

座って待ってても動きませんから、

速やかに降りましょう。

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↑これもまた、時代劇で見かける道具。

今までは中に水を入れて運ぶ道具だと思っていたんですが、

展示品の説明を読んでみると・・・

”肥溜め”なんですって

展示品には砂が入っておりまして、

自分で担げるようにもなっています。

そう言われても・・・

ためらってしまうのはなぜ? ( ̄▽ ̄|||)

今後、テレビで時代劇を見る度に、

気になってしまいそうな予感・・・。

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↑毎度ボケててすみませんが、これは江戸の東京には欠かせないもの。

「江戸町火消」と呼ばれていた消防組織の人たちが、

火事があると必ず持ってくる纏(まとい)です。

これもまた、時代劇でよく見かけます。

当時、消防組織は「い」「ろ」「は」・・・の各組に分かれていまして、

この纏は「す組」のものだそうです。

「す組」は今で言う、中央区築地付近の担当。

1718年より設けられている「江戸町火消」の伝統は、

今もなお残っているそうです。

火事と喧嘩は江戸の華

そのせいでしょうか・・・

最近は多少減ってきたようにも思いますけど、

今でも私の家の近所のおじさん達は、たとえお風呂に入っていたとしても、

消防車のサイレンを聞くと外に飛び出てきます。

頭にシャンプーをつけたまま ( ̄▽ ̄|||)

マンガでも見てるのかと思っちゃいますよ、ほんとに・・・(-_-;)

江戸っ子は火事と喧嘩に敏感だという話がありますが、

まんざらウソでもないようですね・・・。(←他人事)

他には、当時を再現したセットなどもありました。

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↑江戸時代の民家。

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↑呉服問屋の模型。

通常はのれんが閉まっているようですが、

決められた時間が来ると、のれんが開くようになっています。

繊細に造られていてお見事でした。

呉服問屋と聞くと・・・

おぬしもワルやのぉ〜〜

そんな言葉しか浮かばない私もどーかなと。

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↑歌舞伎のお人形。

今にも動き出しそうで本物そっくりです。

日本人が見てもビックリなんだから、

外人さんが見たら喜びそうだな〜なんて思いました。

そして、少しだけ近代化された東京の姿も見ることができます。

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↑昔の公衆電話。昔は「自動電話」だったんですね。

電話をかけているのは身長169cmの私の友人。

電話ボックスの高さを想像下さい。

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↑乗り物の展示品もたくさんありました。

実際に乗ることができる展示品は多くあるんですが、

私が一番心に残ったものは・・・

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乗り降りは優雅(ゆうが)にね

この粋な注意書きでしょうか。

観に来る人たちの心を掴んでるなと、

つくづく感心した江戸東京博物館でありました。

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↑あとはお土産なども豊富に揃っていまして

ついつい手が出てしまいそうな商品が多かったです。

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↑特にこれが面白かったです。

ハンカチで着物を折ってまして、折り方の説明も書かれてあるので

自分でチャレンジすることもできます。

まだまだ見所は山ほどあるんですが、

写真撮影が禁止だったりする場所もあるので、

興味のある方は足を運んでみてください。

しつこいようですが・・・

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乗り降りは優雅(ゆうが)にね

江戸東京博物館HP

場所:都営地下鉄大江戸線「両国駅」A4出口 徒歩1分、

JR総武線「両国駅」西口 徒歩3分

開館時間:9:30〜17:30、土曜日9:30〜19:30

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合はその翌日) 

※大相撲東京場所開催期間の月曜日は開館

料金:一般600円、65歳以上300円、大学生(専修・各種含む)480円、

高校生・都外中学生300円、小学生・都内中学生以下無料 

※特別展は展覧会により料金を設定。

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