江戸東京博物館(墨田区/両国)
東京の原点を知るならここへ行け。
江戸東京博物館
外資系に勤めている友人が、外国人の社員さんを連れて行ったところ
かなり評判が良かったということだったので、
この度、ようやく私も訪れてみました。
東京の歴史や文化に詳しいと、
なお面白い場所
そんな感想を持ちました。
江戸東京に関する展示品は盛りだくさんで、見応え十分。
↑当時の日本橋を再現したもの。
展示会場に入るとドーンと橋が現れて、なかなかの絶景でした。
↑時代劇でも見かける人を運ぶ籠。
これは実際に乗ることもできるようになっていますが、
誰も運んではくれません
座って待ってても動きませんから、
速やかに降りましょう。
↑これもまた、時代劇で見かける道具。
今までは中に水を入れて運ぶ道具だと思っていたんですが、
展示品の説明を読んでみると・・・
”肥溜め”なんですって
展示品には砂が入っておりまして、
自分で担げるようにもなっています。
そう言われても・・・
ためらってしまうのはなぜ? ( ̄▽ ̄|||)
今後、テレビで時代劇を見る度に、
気になってしまいそうな予感・・・。
↑毎度ボケててすみませんが、これは江戸の東京には欠かせないもの。
「江戸町火消」と呼ばれていた消防組織の人たちが、
火事があると必ず持ってくる纏(まとい)です。
これもまた、時代劇でよく見かけます。
当時、消防組織は「い」「ろ」「は」・・・の各組に分かれていまして、
この纏は「す組」のものだそうです。
「す組」は今で言う、中央区築地付近の担当。
1718年より設けられている「江戸町火消」の伝統は、
今もなお残っているそうです。
火事と喧嘩は江戸の華
そのせいでしょうか・・・
最近は多少減ってきたようにも思いますけど、
今でも私の家の近所のおじさん達は、たとえお風呂に入っていたとしても、
消防車のサイレンを聞くと外に飛び出てきます。
頭にシャンプーをつけたまま ( ̄▽ ̄|||)
マンガでも見てるのかと思っちゃいますよ、ほんとに・・・(-_-;)
江戸っ子は火事と喧嘩に敏感だという話がありますが、
まんざらウソでもないようですね・・・。(←他人事)
他には、当時を再現したセットなどもありました。
↑江戸時代の民家。
↑呉服問屋の模型。
通常はのれんが閉まっているようですが、
決められた時間が来ると、のれんが開くようになっています。
繊細に造られていてお見事でした。
呉服問屋と聞くと・・・
おぬしもワルやのぉ〜〜
そんな言葉しか浮かばない私もどーかなと。
↑歌舞伎のお人形。
今にも動き出しそうで本物そっくりです。
日本人が見てもビックリなんだから、
外人さんが見たら喜びそうだな〜なんて思いました。
そして、少しだけ近代化された東京の姿も見ることができます。
↑昔の公衆電話。昔は「自動電話」だったんですね。
電話をかけているのは身長169cmの私の友人。
電話ボックスの高さを想像下さい。
↑乗り物の展示品もたくさんありました。
実際に乗ることができる展示品は多くあるんですが、
私が一番心に残ったものは・・・
乗り降りは優雅(ゆうが)にね
この粋な注意書きでしょうか。
観に来る人たちの心を掴んでるなと、
つくづく感心した江戸東京博物館でありました。
↑あとはお土産なども豊富に揃っていまして
ついつい手が出てしまいそうな商品が多かったです。
↑特にこれが面白かったです。
ハンカチで着物を折ってまして、折り方の説明も書かれてあるので
自分でチャレンジすることもできます。
まだまだ見所は山ほどあるんですが、
写真撮影が禁止だったりする場所もあるので、
興味のある方は足を運んでみてください。
しつこいようですが・・・
乗り降りは優雅(ゆうが)にね
江戸東京博物館HP
場所:都営地下鉄大江戸線「両国駅」A4出口 徒歩1分、
JR総武線「両国駅」西口 徒歩3分
開館時間:9:30〜17:30、土曜日9:30〜19:30
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合はその翌日)
※大相撲東京場所開催期間の月曜日は開館
料金:一般600円、65歳以上300円、大学生(専修・各種含む)480円、
高校生・都外中学生300円、小学生・都内中学生以下無料
※特別展は展覧会により料金を設定。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。