戦国時代の歴史感じる「羽衣石」からポツンと一軒家「十万寺」をゆく!(中編1)

公開日 : 2022年02月27日
最終更新 :
筆者 : miumiu
鮎返りの滝 (1).JPG

こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。

鳥取特派員ブログ的に鳥取県のナウで旬な話題を紹介せんとかどうかと思いますが、雪が降ると外に出かけるのが億劫になってしまうので、蟹的な話題もなく溜め込んだ昨年の話題を引っ張ってお送りしま~す♪

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湯梨浜町(ゆりはまちょう)羽衣石(うえし)にある南条貞宗の山城跡「羽衣石城跡」を楽しんだら「羽衣石ふれあいの里」からスタートをして一番どん詰まりにある集落といってもポツンと一軒家の十万寺(じゅうまんじ)までウォーキングをしながらなんぞかんぞ楽しみましょうで~♪

(戦国時代の歴史感じる「羽衣石」からポツンと一軒家「十万寺」をゆく!(前編)記事)

季節的なこともあるんでしょうが、羽衣石→十万寺を歩いているとよく椿を見かけました。「荒神社(こうじんやしろ)」を後にしてすぐのところにある「鮎返りの滝」にも目印のように椿が落ちていましたよ。

鮎返りの滝 (2).JPG

「鮎返りの滝」は、川に沿って100m下ったところに滝があるので下りましょう。

鮎返りの滝 (3).JPG

足場に気をつけながら川に下りると両側の切り立った岩肌の正面に三段滝の滝が現れた~!!

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ズ~~ムアップ!! 落差は、8.1mと低いのですが滝つぼの下流は高さ約8m、長さ約20mの花崗岩で囲まれていて真夏の昼でも薄暗く冷気を誘うんだそうですよ。

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下流の岸辺には、樹齢約200年くらいのオオモミジが大きく枝を張って川辺を覆っています......ということは、紅葉の季節にオオモミジと滝のすばらしい風景を楽しめるのかなぁ? また、お出かけする楽しみができましたネ。

鮎がこれ以上のぼれないことから「鮎返りの滝」と呼ばれています~。

鮎返りの滝 (6).JPG

自然が奏でる音色はベホイミ級の癒やしだなぁ。HP回復したら十万寺を目指しましょうで~~!!

鮎返りの滝 (7).JPG

とはいえ、さすがに羽衣石城跡を制した後だけぇ足がヤヴァイ!!(笑)でも、歩くよ~!!

お~っと、横目に見えますのが「馬場跡」。その名のごとく、馬の乗馬や馬術の調練を行うところでして、地名が羽衣石字馬場となっていることから室町・桃山時代に羽衣石城主南条氏の武士が、乗馬の調教場所として使用したものと推測されます。今は田んぼになっているのだけど、当時がどんなだったか想像するとわくわくしますネ。

鮎返りの滝 (8).JPG

「馬場跡」からしばらくすると「たたら跡」がありました。

え~っと、砂鉄から鉄分をふりわける設備"ふいご"のことを"たたら"ということから一般的に製鉄のことを"たたら"というようになったそうです。

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古来の製鉄は、砂鉄が含まれている花崗岩系の風化土をくずして水を流し砂鉄を採取して砂鉄を木炭を燃焼させた炉の中で熔解させ鋼塊を採り出していました。この"たたら"と呼ばれる製鉄方法は、近代的製鉄方法でつくられた鉄が出まわるようになる大正の頃まで中国山地の各地で行われていました。

この川を隔てた向こう側の畑から熔解鉄屑が多く掘り出されるとのことから、いつの頃からわかりませんがこの場所で"たたら"による製鉄が行われていたと推測されます。

鮎返りの滝 (9).JPG

砂防ダムかな? 川が荒れると下流まで大きめの岩が流れてくるって聞いたことがあったなぁ。

鮎返りの滝 (10).JPG

残念ながらガラスの膝を持つ隊長は膝が完全に死んだっぽくここで戦線離脱。チ~ン。

ワタクシひとりで目的地へ向かうことになりました。

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新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)の感染拡大などあり「ぜひ来てください!!」と大きく言えません。

また、新型コロナウイルス感染症が落ち着き鳥取県にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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「鮎返りの滝」

・住所: 鳥取県東伯郡湯梨浜町羽衣石

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筆者

鳥取特派員

miumiu

鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。

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