戦国時代の歴史感じる「羽衣石」からポツンと一軒家「十万寺」をゆく！（前編）
こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「ｍｉｕｍｉｕ」です。
鳥取特派員ブログ的に鳥取県のナウで旬な話題を紹介せんとかどうかと思いますが、雪が降ると外に出かけるのが億劫になってしまうので、蟹的な話題もなく溜め込んだ昨年の話題を引っ張ってお送りしま～す♪
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湯梨浜町（ゆりはまちょう）羽衣石（うえし）にある南条貞宗の山城跡「羽衣石城跡」を楽しんだら「羽衣石ふれあいの里」からスタートをして一番どん詰まりにある集落といってもポツンと一軒家の十万寺（じゅうまんじ）までウォーキングをしながらなんぞかんぞ楽しみましょうで～♪
（戦国時代の歴史感じる県内最大規模の山城だった「羽衣石城跡」をゆく！（前編）記事）
（戦国時代の歴史感じる県内最大規模の山城だった「羽衣石城跡」をゆく！（中編）記事）
（戦国時代の歴史感じる県内最大規模の山城だった「羽衣石城跡」をゆく！（後編）記事）
「羽衣石ふれあいの里」近くで畑仕事をしとんさるご夫婦とご挨拶。
「こんにちは～」、「こんにちは～。羽衣石城まで歩きなるだかえ？」、「いえいえ、十万寺まで歩きますに」、「あれあれ、十万寺まで？ いってらっしゃ～い」さぁ、十万寺まで約2.4km！！ いざ出発！！
中国自然歩道の標識いい仕事してる。ちなみに、この橋を左に進むと「羽衣石城跡」に向かうんだけど、目的地は「十万寺」だけぇ、このまま真っ直ぐ歩きま～す。
歩いていると梨畑が見えてきました。そうそう、鳥取県の特産品といえば二十世紀梨！！
湯梨浜町で生産されている二十世紀梨は気候や風土に恵まれ、味は日本一と賞賛されています。また、湯梨浜という名前は、「東郷湖から湧き出る温泉、大地がはぐくむ二十世紀梨、そして日本海に広がる白い砂浜」という町の特色をイメージして名づけられたもので町名に二十世紀梨の「梨」が入っているんですよ。
さて、梨畑の先にある「荒神社（こうじんやしろ）」個人的に大好きスポットでして、ずいぶん昔、鳥取県指保護定文化財の「籠守神社（こもりじんじゃ）」神主に「荒神社」の話を聞いて大興奮をした懐かしい思い出を思い出した。また、「籠守神社」に行かなくちゃなぁ。
年季の入った石段を上がった先に「荒神社」があるので足元に気をつけて上がりましょう。
石段ダッシュを上がったら息がハァハァ......すんませんなぁ。 ワタクシ、若くないもんで（笑）
ふう、息を整えてドキドキしながら「荒神社」とご対面。緑に囲まれた「荒神社」はコンパクトサイズ。
鳥取県で１番古いと言われている狛犬は、米子市（よなごし）にある「貴布禰神社（きふねじんじゃ）」の狛犬で天明4年
（1784年）制作らしいですが、「荒神社」の狛犬は、元文2年（1737年）制作。
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そう、この狛犬が1番古いんです。「籠守神社」の神主いわく「籠守神社」にこれらの石造物に関する覚書きの記録が残っているそうです。話を聞いて勝手に大きな狛犬をイメージしとったのだけど、実物を見ると小柄でつるんとした狛犬で狛犬というかゴジラに似とる感じ。あと、尻尾が可愛い（笑）
狛犬の後ろに見えていたのが、七福神。
塩沢ときさんみたいな髪型で面白い石像がおんさるわぁ～と思いながら近づいてよく見ると髪型じゃなくて鯛！ 恵比寿さんだが！ いい顔しとんさるわ～。ほかにも、武器を持って強そうなオーラをしとる毘沙門天や頭がやたら細長い神様がいたり面白い。あっ、七福神と書きましたが見ると正確には六福神のようですネ。
弁財天ではなくキツネがしれっと仲間入りしとって面白いなぁ。
そうそう、こちらの狛犬もともと「荒神社」にあった狛犬ではなく、明治時代の合併、もしかしたら、明治22年の町村制導入によって野花、長和田、羽衣石、門田、佐美、長江の6村と合併して「花見村」になったときなのかな？ 合併により廃止となった神社から狛犬、七福神が荒神社にやってきたそうです。
めっちゃニッコリしている亀像と石祠
10年近く前に出かけたときは6福神の表情がくっきりしとったし苔がついて味わい深い感じだったのに、全体的にツルンとした感じになっていました。自然のなかにおんさるので雨風などで表情が抜けてきたんだろうし、苔は地域の方がキレイにされたのかな？ 個人的には、味わい深い苔っぷりが好きだったのだけど、境内はいつも整備されているので地域の方に愛されているのだなぁと感じました。
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新型コロナウイルス感染症（オミクロン株）の感染拡大などあり「ぜひ来てください!!」と大きく言えません。
また、新型コロナウイルス感染症が落ち着き鳥取県にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
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「荒神社」
・住所： 鳥取県東伯郡湯梨浜町羽衣石
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筆者
鳥取特派員
miumiu
鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。
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