打吹天女伝説をゆく!「打吹公園」にある大江磐代君を祀った「大江神社」と「ほどき紙」

公開日 : 2021年05月24日
最終更新 :
筆者 : miumiu
打吹公園動物 (9).JPG

こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。

新型コロナウイルス感染症感染者ゼロが続いていた鳥取県、残念なことに増加傾向です。

感染拡大の恐れもありますので「ぜひ来てください!!」と大きく言えません。新型コロナウイルス感染症が収束して鳥取県に訪れるときに立ち寄ってもらえたらいいなぁ的な場所を紹介します。

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大型連休は、密を避け山奥に出かけ冒険を楽しみましたが旬なネタではなく冬の話題ですみません。

今月は、倉吉市(くらよしし)にある「打吹公園」周辺の話題を中心になんぞかんぞ紹介したいと思います。

打吹天女伝説が伝えられている倉吉市のシンボル「打吹山」のふもとにある「打吹公園」は、明治37年、時の皇太子殿下(後の大正天皇)が山陰地方を行幸された際、宿泊地として整備をし記念として開かれた公園です。

(打吹天女伝説をゆく!「打吹公園」にある国登録有形文化財「飛龍閣」記事)

(打吹天女伝説をゆく!「打吹公園」にある 靖国神社と同じ性格を受け継ぐ「鎮霊神社」記事)

(打吹天女伝説をゆく!倉吉市(くらよしし)のシンボル「打吹山」山頂(打吹城跡)を目指す!記事)

(打吹天女伝説をゆく!倉吉市(くらよしし)のシンボル「打吹山」山頂(打吹城跡)登頂!記事)

「打吹公園」内にある「小動物園」お散歩中に見かけた「大江神社」へ向かいました。

大江神社 (1).JPG

「大江神社」の創建は大正2年、江戸時代中期に在位された第119代光格天皇の生母であった大江磐代君(おおえいわしろのきみ)の神霊を勧請したのが始まりとされています。

大江神社 (2).JPG

大江磐代君は倉吉の出身で若い頃父とともに京に上って公家の家に奉公し、その美貌と才能を認められて内親王の侍女となりました。そして閑院宮典仁親王との間に3人の子をなし、長男が光格天皇となりまして、明治35年に彼女が従一位を贈位されたことで神社建立の機運が高まり創建されるにいたったそうです。

大江神社 (3).JPG

出雲式座型の狛犬さん「こんにちは」

大江神社 (4).JPG

大江磐代君は天資聡明で徳操高く、筆跡にも優れ、また歌道にも通じていて、宮仕えの女性としても引けをとらず、田舎出身などと思わせなかったと言われています。

大江神社 (5).JPG

典仁親王没後は出家して蓮上院と号し、1812(文化9)年に69歳で没し廬山寺に葬られ、1878(明治11)年に正四位、1902(明治35)年に従一位を贈られました。

大江神社 (6).JPG

倉吉市湊町に「大江磐代君誕生の地」、また、大江磐代君の母の墓が大岳院にありますので天皇家ゆかりの地を巡るのも地元を知るのにいいなぁと思いました。

大江神社 (8).JPG

「打吹公園」を堪能し次なる目的地へ行くべく移動をしているとき、打吹公園内にある羽衣池に架かる橋に"ほどき紙"溶かし場所たる興味の沸くワードを発見!!

「ほどき紙」ってなんぞや?と思い調べてみると断ち切りたい過去の失敗や思い出と、これからの願いを「ほどき紙」に書き、羽衣池に浮かべ「ほどき紙」と同時に過去も水に溶けていき、紙が溶ければ新しい自分の始まり始まりな流れで女子が好きそうな体験だなぁと思いましたよ。

「ほどき紙」に興味にある方、ぜひ体験ください(https://www.kurayoshi-kankou.jp/hodokigami/

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また、新型コロナウイルス感染症が落ち着き鳥取県にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

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「大江神社」

・住所: 鳥取県倉吉市仲ノ町

・展示時間: 9:30~15:30

観光駐車場をご利用ください。

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筆者

鳥取特派員

miumiu

鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。

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