歴史ある町・足利 「鑁阿寺」と「足利シュウマイ!!」
栃木県の南西に位置する足利市。
古くから織物の町として栄え、史跡足利学校や鑁阿寺をはじめとする社寺が点在し、この地域の歴史を物語っています。
鑁阿寺(ばんなじ)へ行ってみました。
源姓足利氏2代目義兼が建久7年(1196年)邸内に持仏堂を建て、守り本尊として大日如来を祭ったのが始まりで、3代目義氏が堂塔伽藍(がらん) を建立し足利一門の氏寺としました。
寺伝によれば、義兼により開創され、開山は理真上人です。
周囲に土塁と堀をめぐらした寺域はほぼ正方形で、約40,000㎡あり鎌倉時代の武家屋敷(平城) の面影を今に伝えており、 大正11年3月、「足利氏宅跡」として国の史跡に指定されています。
堀の鯉がたくさん集まってきます。
大銀杏(天然記念物)と多宝塔(県指定文化財)
一切経堂(国指定重文)
本堂(国宝)
古くから市民の方々には「大日様」と呼ばれているそうです。
どれも見応えがあります。
年末年始や初詣などはコロナ対策をきちんと施してから訪れるようにしましょう。
同敷地内に足利シュウマイを発見。
大日茶屋さんです。
及ばずながら私は足利シュウマイを食したことがありませんでした。
さっそく、いただいてみます。
手前がゆで、奥が揚げとなってます。
足利シュウマイとは?
足利のシュウマイは戦後の屋台から生まれた独特のもの。片栗粉と玉ねぎを練って蒸しただけという独特なシュウマイのようです。食糧難のときに開発されたとあって材料はシンプルそのもの。
足利産のソースを使用しているのもポイント。
ゼラチンのようなふっくらとした食感。
そこに辛めの足利産地元の月星ソースがベストマッチ!
新型コロナが終息したら鑁阿寺。足利シュウマイともにぜひとも訪れて欲しいと思います。
■鑁阿寺(ばんなじ)
・住所: 〒326-0803
栃木県足利市家富町2220
・TEL.: 0284-41-2627
・FAX.: 0284-41-1136
筆者
栃木特派員
KEY
生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。
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