栃木県初!!ラウンドアバウトが開通!【大田原市】
栃木県大田原市で2020年6月。
県内初ラウンドアバウト(環状交差点)が開通しました。
今まで見通しの悪さや道路幅が同程度であることによる優先関係のわかりにくさなどに起因する事故が多発していた交差点をラウンドアバウト化しました。
開通場所は大田原市狭原地内で比較的穏やかな田園風景のなかに開通しました。
ラウンドアバウトとは?
交差点部が環状(ドーナツ型)になっていて、道路標識に従い交差点を右回りに通行することが指定されている交差点です。
交差点には信号機がありませんが、重大事故や渋滞が起きにくい交差点とされており、平成26年9月1日の改正道路交通法施行以後、全国ではすでに80ヵ所ほど設置されています。
大田原市ウェブサイトより
リーフレット
栃木県民である私ですが、まずこんなにぐるっと回った表示の看板を見るのも初。
基本右回り(時計回り)となっており、このようにゆずれ!と分かりやすく表示されています。
どの方向から来ても時計回りです。
そして普通なら交差点にある信号機がないのです。
横断歩道にもきっちり表示が行き届いてます。
目新しいので、初めのうちは解りにくかったり、なぜ?
と思う方もいるかもしれませんが、複数の信号機を設置するよりも費用も抑えられるということもあるようです。
ですがすべてが単純に比較できるものではなく複雑な交差点なら導入した方がいい!という安直な考えではないような気がします。
いずれにせよ今後、複雑な交差点ではスタンダートになることもあるかもしれません。
その先駆けとして大田原市で導入したのは栃木県としても未来の可能性を広げる大きな一歩であると個人的には思います。
■ラウンドアバウト(環状交差点)
・住所: 〒324-0401 栃木県大田原市狭原1223-222
筆者
栃木特派員
KEY
生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。
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