ベトナムの朝食はこれ、ブンチャー
ベトナムの麺料理で、フォーと同じくらいよく食べられるのがブンチャーです。
ビーフンのような、ゆでた麺を、甘酢タレにつけて食べます。
日本のソーメンのような太さなのですが、麺の原料は米で、こしがありません。
ゆで麺を水でほぐして、取りやすくすることもありません。
麺が引っ付いていますから、塊のままタレにつけて食べます。
甘酢タレは透明で、唐辛子のからみを加えています。
このタレの中に、よく焼いた豚肉が何切か入っています。
この焼いた豚肉は、タレに香ばしさとコクを付け加えます。
ベトナム人がおいしいというブンチャーは、このタレの味がしっかりと付いています。
美味しくないという店は、タレが水っぽくて味が薄い感じです。
ベトナム人の友人に、「ブンチャーをよく食べる?」と聞くと、彼は「毎日食べる。朝ごはんは毎日ブンチャー。みんな朝ごはんはブンチャーを食べる。」と言っています。
「どこで食べるの?」「? どこででも。朝、仕事に行く途中、道端でどこででも売っているので、好きな場所で食べる。ブンチャーを食べるために、店を探す必要はない。」とのことです。
店でブンチャーを注文すると、一緒についてくるのが、皿一杯の生の香菜と揚げ春巻きです。
自分は、香菜は苦手なので手を付けないのですが、春巻きはおいしいです。
香菜に手を付けなければ、日本人にも違和感のない料理だと思います。
(写真撮影:sirokuma kun )
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