【エリコ/Jericho】世界遺産"世界1低い場所にあるロープーウェー"に乗車
カテゴリー:旅行・ツアー・ホテル 投稿日:2021年12月31日
シャローム!(こんにちは)
イスラエルのテルアビブに在住している、がんちゃんです。
いまなお、猛威を振るうCOVID−19が収束した後に、ぜひ訪れてほしいおすすめの観光Spotやイスラエルの最新情報をUpしていきたいと思います。
(ラモーンクレーターを見下ろして。)
今回は、パレスチナ自治区にある世界最古の町"エリコ(Jericho)"を訪れた際のことを、2回に分けて記載したいと思います。今回は1回目です。
イエスが悪魔から誘惑を受けたとされる"誘惑の山"や世界最古の町を見渡せるロープーウェーなど、見応えのある町でした。
(ころん、としたフォルムが可愛いロープーウェー。)
【世界最古の町"エリコ"】
エリコは、パレスチナ自治区にある小さな町で、エルサレムの北東に位置している。
町に入ると、瀟洒な戸建てが時折見られた。これらは、パレスチナ人の別荘だというのだから、日本から報道で知るパレスチナと現地の現状とでは、大きな乖離があることを知った。
(エリコはパレスチナ人の別荘が点在している地域なのだそう。)
この辺りは、海抜下260メートルで豊かな水に恵まれ、暖かい気候のため、様々な果樹も植えられていて住みやすい地域と言われているそう。
町には、紀元前1万年ほど前から人間が住んでいた跡があり、町の城壁も残っている。エリコは、世界最古の要塞化された町として知られている。
(ラクダが町の景色に溶け込んでいた。)
【遺跡を見下ろすロープーウェイ】
町の中心地から北西2kmほど行くと、"テル・アッスルターン(Tel As-Sultan)"と呼ばれる遺跡がある。
ここでは、今から約1万年ほど前の住居跡や、石を積み上げた塔、約4,000年前の城壁の跡を見ることが出来る。
(往復60NISで乗車できた。)
"テル・アッスルターン"の遺跡前からは、"悪魔に試みられた誘惑の山(Mount of Temptation)"まで登れるロープーウェイが運行されていて、遺跡を見下ろしながら乗ることが出来る。
(テル・アッスルターンは上手く撮影できなかったが、エリコの町がよく見渡せる。)
このロープーウェイは、世界で最も低い場所にあるロープーウェイとしてギネスブックに載っているんだとか。
空中でふわふわ揺れながら停車するタイミングがあり、ドキドキしたが復路のロープーウェーに人が乗車するタイミングだったからみたい。
(ロープーウェイから眺めた、ギリシア正教会の修道院)
空中から、約1万年前のユダヤ民族の暮らしを思い描いてみたり、誘惑の山に建つギリシア正教会の修道院を眺めていたら、あっという間の時間だった。
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次回は、イエスが40日間断食したと言い伝えられている"ギリシア正教の修道院"についてレポーティングします。
By がんちゃん
参照・地球の歩き方編集室.『地球の歩き方 2019-2020年度版』.ダイヤモンド社