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【ジョージア】雪化粧ニノツミンダ④~ポカ村と10月末の地吹雪

カテゴリー:天気・気候・気温 / 旅行・ツアー・ホテル / 自然・風景 / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2021年11月 5日

ニノツミンダでの滞在3日目はポカという村まで行ってみようかと思いました。


パラヴァニ湖という湖のほとり、行きのマルシュルートカ(乗り合いヴァン、マルシュ)で通ってきた村です。


ポカ村はニノツミンダからは少々アクセスしづらい場所にあります。


片道約20km。


さすがにここを徒歩で往復しようという気にはなれません。


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↑ニノツミンダ~ポカ村間の車窓。


調べてみたところ、往路で乗ってきたマルシュと逆ルートのトビリシ行きが9時にニノツミンダを出発することがわかりました。


これに乗れば9:30頃にはポカ村に着くでしょう。


そしてニノツミンダ行きが10:45頃に同じ道を通ります。


このマルシュを拾えば帰ってこれるでしょう。


9:00にニノツミンダを出発したマルシュは朝焼けの平野をひた走ります。


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↑朝焼けの平野を走るマルシュ。


やはりポカ村までは約30分で着きました。


外国人などめったに来ないであろう湖畔の農村。


散歩していると自家用車に乗った男性がこちらに興味を持って停まりました。


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↑ポカ村。


そこで私は、数日抱いていた疑問をその男性に投げかけてみます。


「なぜポカ村には宿がないのですか?
ここに宿があればツーリストにアピールできるのに......。」


これが私の本音でした。


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↑ポカ村。


行きのマルシュからこの村を見て以来、私はこの村に泊まろうと決めていました。


しかしどこを探しても、この村の宿情報が見当たりません。


ポカ村の約15km奥にはシャオリ要塞という史跡もあります。


ここもポカ村に宿泊できない限りはなかなか行きづらい場所。


何よりもこのポカ村に宿泊する体験は魅力的に思えました。


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↑ポカ村。


私の問いに対して、その男性は不思議そうな顔をしていました。


あの表情から見ても、おそらく一般予約で宿泊できる宿はポカ村にはないと思われます。


そしてあの表情はその男性の本音かもしれません。


ここの村民にしてみれば、別にツーリズムなどそこまで興味なく、こののどかな場所に住んでいればよい。


ポカ村はそのような場所に映りました。


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↑パラヴァニ湖。


ポカ村には修道院があります。


ちょうど内部を公開していたので、入ってみます。


そして私は帰りのマルシュをあえて逃す決断をしました。


1時間で帰ってしまうのはもったいなく感じたからです。


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↑ポカ村の修道院。


ニノツミンダまでは約20km。


歩けない距離ではないですし、そのうちヒッチハイクの車が停まってくれるだろうと思っていました。


村人に呼び止められて話をしながら帰路につきます。


やはり5kmほど歩いたところで1台のワゴン車が停まってくれました。


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↑ポカ村の墓地、墓碑銘の多くはアルメニア語。
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↑ポカ村の外れ。
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↑ポカ村~ニノツミンダ間の風景。


こちらが日本人だと知った途端に饒舌になったその男性は、私も行ったことがあるサガレジョ在住。


乳牛もしくは肉牛関係の仕事をしていて、その日はこの地方を回っていたそう。


行き先が分かれるサトヘという村まで、約10km乗せてもらいました。


今度トビリシでチャチャでも飲もうと言われて連絡先を交換します。


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↑ポカ村~ニノツミンダ間の風景。
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↑サトヘ村にあったジョージアとアルメニアの友好モニュメント。


それでも合計10kmほどは歩き13時頃にニノツミンダに到着。


ニノツミンダに着く頃には周辺の丘は雨雲で覆われ、宿に着くとすぐに氷雨が降り始めました。


雨に降られなかったぶん、私は幸運だったのでしょう。


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↑雨雲に覆われたニノツミンダ。


しかし、私は必ずしも100%運がよかったわけではないと翌日知りました。


この日は9時発のマルシュでトビリシに戻ります。


前日の雨は農村部では雪になっていたようです。


ポカ村の手前のガンザニという村の辺りから、地面に雪が現れ始めました。


そして一晩明けたポカ村は一面の銀世界。


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↑ガンザニ村付近。
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↑雪化粧したポカ村。


白銀のパラヴァニ湖はまるで水墨画でした。


1日遅れていたら、ポカ村はまた異なった表情を見せていたことでしょう。


そして画像で見た、花盛りの春のパラヴァニ湖もさぞかしきれいなことでしょう。


残念ながら、白銀のパラヴァニ湖は反対側の車窓だったのでうまく撮影できませんでした。


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↑地吹雪、マルシュのフロントウィンドウ。


そしてパラヴァニ湖を抜けた辺りからマルシュは地吹雪に巻き込まれます。


積雪と舞い乱れる雪で場所によっては5mの視界も確保できません。


雪はツァルカ手前のアイアズミという村の辺りで収まりましたが、10月末の地吹雪という珍しい体験が旅の最後に待っていました。

【マルシュ情報】
ニノツミンダ→トビリシ
・日時: 毎日 9:00 ニノツミンダ中心部発
・運賃: 15ラリ(トビリシまで)/ 5ラリ(ポカ村途中下車)(前払い)


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↑ニノツミンダのマルシュ乗り場。



↑ニノツミンダのマルシュ乗り場はこの辺り。(上の画像参照)



↑ポカ村の修道院。

1ラリ≒36.0円(2021年11月4日現在)

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僕が世界一好きなジョージアの音楽バンド「Nino Katamadze & Insight」のコンサートを観に2017年夏にトビリシを訪れましたが、せっかくだからそのバンドのコンサートを観る事が出来るトビリシに住もうと決心し、2018年7月から移住します。音楽や芸術が好きなので、そういう記事が多くなると思います。 DISQUS ID @disqus_dT83Ff39Sr

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