【ジョージア】5月のサガレジョ・ハイキング

公開日 : 2021年05月27日
最終更新 :
筆者 : fujinee

ジョージアでは2021年5月に入ってからコロナウイルス対策の緩和が行われました。

地方を結ぶマルシュルートカ(乗り合いヴァン、以下マルシュ)が集まるターミナルもずいぶんと活気を取り戻しているように思います。

先日、日帰りの簡単なハイキングに行ってきました。

今回行ってきたのは、トビリシの東側に位置する近郊の町サガレジョ。

サガレジョに向かうマルシュは、メトロ・サムゴリ駅のマルシュ・ターミナルから出ています。

フロントガラスに現地語でსაგარეჯო(サガレジョ)と表記がある車を探します。

サガレジョまでは1時間弱で到着。

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↑マルシュの終点にあたるサガレジョ中心部。

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↑幼稚園の窓に描かれた絵はどこか金太郎をほうふつさせます。

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↑ジョージア文字が特徴的な住所表示。

サガレジョの中心部でマルシュを下車すると、市街地を抜け、町外れにある鉄道駅まで南下。

そこから、ウダブノという村まで南方向に向かう一本道があるので、この道を歩いていきます。

約20km南下すると塩湖があり、この辺りになると大草原が広がっているのですが、さすがに日帰りではとてもそこまでは行けません。

とにかく歩けるところまで行って引き返してこようと思いました。

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↑町外れには典型的な旧ソ連住宅が。

この辺りに目立った名所はありませんが、ジョージアの田舎町はただ歩いているだけでも気持ちいいものです。

周辺には、ヒツジやヤギ、牛などが放し飼いにされています。

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↑涼しい気持ちになるジョージアの田舎町の絵模様。

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↑ジョージアの典型的な田舎家屋。

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↑動物たちが放し飼いされています。

ジョージアの人々は地方によって気質が違ったりしますが、ここサガレジョの人々は友好的。

親切に道を教えてくれたり、農作業車から手を振ってくれたりします。

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↑放置された農機具。

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↑この辺りでは、農作業車がよく公道を走っています。

折しも5月の終わりは花盛りの季節。

野草やバラなどが花を咲かせていました。

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↑さまざまな野草の花が。

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↑特にバラの花は多く見られました。

途中、鉄道線路を渡ります。

平原に延びる線路はいくつになってもロマンを感じますが、ジョージアの鉄道線路もしかりです。

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↑踏切と鉄道線路。

線路を過ぎると一本道が続きます。

5月のジョージアは気温が30℃になる日もあり、この日も天気は快晴。

案の定、日焼けのあとは数日ヒリヒリしました。

この時期でもハイキングには日焼け対策、日射病対策、飲料水の用意は不可欠です。

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↑ウダブノ村を結ぶ一本道。

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↑ああ、暑い。

あまり無理をする気はなかったので、この辺りで引き返すことに。

大草原地帯まではたどり着きませんでしたが、のどかな景色を堪能しました。

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↑素朴なジョージアの風景。

帰る道中、見事なバラの大木を発見。

バラがこのような高木になることは知らなかったので、しばし見とれていました。

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↑バラの高木とその花。

最後に現地の小学生グループと話し、記念撮影をして帰りのマルシュに乗り込みました。

現地で往復約2時間30分のハイキングとなりました。

【交通費】

トビリシ→サガレジョ=片道3ラリ

※交通費は言い値であり、必ずしも同額とは限りません。

↑サガレジョ行きのマルシュは通常、TBCバンクの向かいの建物脇辺りに停車しています。

↑サガレジョ行きのマルシュの終点はこの交差点付近。

↑サガレジョ中心部から鉄道駅を目指して歩き、そこからウダブノ村へ続く一本道を歩きました。

↑ウダブノの塩湖を目指しましたが、さすがに日帰りではたどり着きません。

↑サガレジョからトビリシに戻るマルシュはこのリバティー・バンクの東側辺りから出ています。

筆者

ジョージア特派員

fujinee

ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。

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