【ジョージア】5月のサガレジョ・ハイキング
ジョージアでは2021年5月に入ってからコロナウイルス対策の緩和が行われました。
地方を結ぶマルシュルートカ(乗り合いヴァン、以下マルシュ)が集まるターミナルもずいぶんと活気を取り戻しているように思います。
先日、日帰りの簡単なハイキングに行ってきました。
今回行ってきたのは、トビリシの東側に位置する近郊の町サガレジョ。
サガレジョに向かうマルシュは、メトロ・サムゴリ駅のマルシュ・ターミナルから出ています。
フロントガラスに現地語でსაგარეჯო(サガレジョ)と表記がある車を探します。
サガレジョまでは1時間弱で到着。
↑マルシュの終点にあたるサガレジョ中心部。
↑幼稚園の窓に描かれた絵はどこか金太郎をほうふつさせます。
↑ジョージア文字が特徴的な住所表示。
サガレジョの中心部でマルシュを下車すると、市街地を抜け、町外れにある鉄道駅まで南下。
そこから、ウダブノという村まで南方向に向かう一本道があるので、この道を歩いていきます。
約20km南下すると塩湖があり、この辺りになると大草原が広がっているのですが、さすがに日帰りではとてもそこまでは行けません。
とにかく歩けるところまで行って引き返してこようと思いました。
↑町外れには典型的な旧ソ連住宅が。
この辺りに目立った名所はありませんが、ジョージアの田舎町はただ歩いているだけでも気持ちいいものです。
周辺には、ヒツジやヤギ、牛などが放し飼いにされています。
↑涼しい気持ちになるジョージアの田舎町の絵模様。
↑ジョージアの典型的な田舎家屋。
↑動物たちが放し飼いされています。
ジョージアの人々は地方によって気質が違ったりしますが、ここサガレジョの人々は友好的。
親切に道を教えてくれたり、農作業車から手を振ってくれたりします。
↑放置された農機具。
↑この辺りでは、農作業車がよく公道を走っています。
折しも5月の終わりは花盛りの季節。
野草やバラなどが花を咲かせていました。
↑さまざまな野草の花が。
↑特にバラの花は多く見られました。
途中、鉄道線路を渡ります。
平原に延びる線路はいくつになってもロマンを感じますが、ジョージアの鉄道線路もしかりです。
↑踏切と鉄道線路。
線路を過ぎると一本道が続きます。
5月のジョージアは気温が30℃になる日もあり、この日も天気は快晴。
案の定、日焼けのあとは数日ヒリヒリしました。
この時期でもハイキングには日焼け対策、日射病対策、飲料水の用意は不可欠です。
↑ウダブノ村を結ぶ一本道。
↑ああ、暑い。
あまり無理をする気はなかったので、この辺りで引き返すことに。
大草原地帯まではたどり着きませんでしたが、のどかな景色を堪能しました。
↑素朴なジョージアの風景。
帰る道中、見事なバラの大木を発見。
バラがこのような高木になることは知らなかったので、しばし見とれていました。
↑バラの高木とその花。
最後に現地の小学生グループと話し、記念撮影をして帰りのマルシュに乗り込みました。
現地で往復約2時間30分のハイキングとなりました。
【交通費】
トビリシ→サガレジョ=片道3ラリ
※交通費は言い値であり、必ずしも同額とは限りません。
↑サガレジョ行きのマルシュは通常、TBCバンクの向かいの建物脇辺りに停車しています。
↑サガレジョ行きのマルシュの終点はこの交差点付近。
↑サガレジョ中心部から鉄道駅を目指して歩き、そこからウダブノ村へ続く一本道を歩きました。
↑ウダブノの塩湖を目指しましたが、さすがに日帰りではたどり着きません。
↑サガレジョからトビリシに戻るマルシュはこのリバティー・バンクの東側辺りから出ています。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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