【ジョージア】2021年2月以降の新型コロナウイルス対策緩和について
2021年1月22日、新型コロナウイルス対策に関連する規制の一部緩和について、ジョージア政府より発表がありました。
現在導入されている新型コロナウイルス対策の各種制限措置に関連し、22日、ジョージア政府は、2月1日以降、一部を緩和する措置について発表しました。発表の大枠は以下の通りですが、依然として当地をとりまく新型コロナウイルス感染症の状況は楽観できませんので、マスク着用やソーシャルディスタンス等はもとより、各種制限を遵守し、不要不急の外出については厳に慎むなどの感染予防対策を取って下さい。
1. バトゥミ市、ズグディディ市、ゴリ市、ポティ市、テラヴィ市での一部緩和措置
2月1日より以下について運営が再開されます。
・公共交通機関
・学校(注:日本の小中高に相当。以下同様。)
・商店やショッピングモール
※2月中は交通機関は平日のみの運行となり、週末には運行されません。
2. トビリシ市、クタイシ市、ルスタヴィ市での一部緩和措置
2月1日より商店やショッピングモールの運営が再開されます。
学校及び公共交通機関は、今後政府が新型コロナの感染状況を考慮した上で、問題なければ3月1日から再開される予定です。
3. 国内全都市で、2月15日から屋内外問わず市場の営業が再開されます。
4. アジャラ自治共和国のみ、2月1日より飲食店のオープンスペースに顧客を入れて営業することができるようになります。ただし、結婚パーティー等の様々な人が多く集まるイベントは引き続き禁止されています。
他の地域でのホテルを含む飲食店の営業は、引き続き、持ち帰りと配達のみとされます。
5. 3月1日から幼稚園、職業訓練校及び高等教育機関は再開され、学生が講堂に入構できるようになります。
なお、以下の既存の規制については引き続き継続されます。
・国内全土での21:00~5:00までの夜間外出禁止措置は引き続き3月1日まで継続される。
・果物・野菜市場、食料品店、ペット・フード店及び薬局は現状通り規則を遵守した上で営業は継続される。
・屋内外を問わず、外出時のマスク着用義務 (タクシーや公共交通機関利用時にも必要)
・タクシー乗車時には、乗車人員は運転手を含めて3人までとし、利用客は後部座席に座らなければならない
・都市間を移動する鉄道やバスの運行が停止(自家用車やタクシーは利用できます。)
・冠婚葬祭、誕生日パーティーなどの会合への10人を越える参加は禁止
・ホテル等宿泊施設の営業は、隔離施設としての利用目的の場合及びジョージア当局の認可を受けている場合においてのみ許可される
・フィットネスジムやスイミングプールの営業停止
・スポーツや芸術関連、文化関連などのイベントや学校行事については全て禁止
・あらゆる種類の会議、トレーニング、文化行事、娯楽イベントについてはオンラインでのみ開催が許可される
・閉鎖空間におけるスポーツ観戦、セミナー開催等はリモート開催のみに限られる
・屋内、屋外にかかわらず、文化イベントの開催に際しては、美術館及び舞台リハーサルを除いて、リモート開催のみに限る
・スキー場のホテルは、政府指定の隔離施設としての運営のみ許可される
・ゲレンデ及びリフトの運用は禁止
※以上、大使館からのメールを一部引用。
※画像は教会のあるトビリシの風景です。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。