【トビリシ】スルグニ・チーズの魔力
ジョージアの食材のなかで実は私が苦手なものがひとつあります。
それは、チーズ。
ジョージアの食卓で頻繁に登場するイメルリ・チーズというチーズがあります。
このチーズ、私には塩辛すぎるのです。
ジョージアの宿でもよくイメルリ・チーズが出てきますが、正直これが出てくると少し憂うつになります。
↑宿の食卓に並ぶイメルリ・チース(画像の中央上)。
その私が唯一好むジョージアのチーズはスルグニ・チーズ。
スーパーでよく見かける生のスルグニ・チーズはピザに用いるモッツァレラ・チーズに似た味で私も好きです。
この画像のものは約500gで約10ラリ。
↑生のスルグニ・チーズ。
私にはイメルリ・チーズの印象が強いため、生のスルグニ・チーズ以外のジョージア・チーズを積極的に試すことはありませんでした。
その私が友人からすすめられたのがそのスルグニ・チーズのスモーク。
日本人の友人がトビリシに来たときにこのチーズをスーパーで購入しました。
友人はそのチーズを気に入りおみやげで日本に持ち帰りましたが、日本にいる私の知り合いの間で大評判を呼びました。
↑スルグニ・チーズのスモーク(スティック型)。
↑スルグニ・チーズのスモーク(リボン型)。
このスモーク・チーズは安価なので、私もたまに買って食すことがあります。
上の画像のスティック型のもので2.5ラリ前後、リボン型のもので1ラリ前後です。
特にこのリボン型のものは、繊維状の食感がユニークです。
そして私が最近見つけたのが、スルグニ・チーズのチャンク・タイプ(かたまり)のスモーク。
このときの価格で24ラリ/1kg。
これは約440gだったので約10.6ラリ。
↑スルグニ・チーズのスモーク(四角いチャンク・タイプ)。
↑そのチーズの断面。
正直、いままでずっとこのチーズに見向きもしなかったことを恥じました。
ここまでおいしいチーズがジョージアにあるとは思いませんでしたね。
塩加減、スモーク具合、完璧だと思います。
そのあと丸いタイプのものやそのハーフ・サイズも試しましたが、こちらは私には塩辛すぎました。
↑スルグニ・チーズのスモーク(丸いチャンク・タイプ)。
自分にとっては四角いチャンク・タイプがお気に入りなのです。
これが売っているのはカルフールのヴェクア店。
そこに行くときにはこのチーズを買ってきます。
私の酒のお供です。
↑水牛のスルグニ・チーズ。
最後にこの白いスルグニ・チーズは珍しい水牛のチーズ。
約430gで約14.3ラリでした。
意外と癖のない味ですが、私はやはりスモーク・チーズに軍配を上げました。
【英語/ジョージア(カルトリ)語表記と発音】
・イメルリ・チース(Imeruli cheese/იმერული ყველი/imeruli q'veli)
・スルグニ・チーズ(Sulguni cheese/სულგუნი ყველი/sulguni q'veli)
・スモーク・チーズ(smoked cheese/შებოლილი ყველი/shebolili q'veli)
・水牛のチーズ(buffalo cheese/კამაჩის ყველი/k'amachis q'veli)
↑カルフール・ヴェクア通り店。
■カルフール・ヴェクア通り店
・住所: 3 Vekua Street,Tbilisi,Georgia
(3 ვეკუას ქუჩა,თბილისი)
※1ラリ≒31.6円(2020年12月19日現在)
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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