【ジョージア】秋のトゥシェティ③シェナコ村~ディクロ村
トゥシェティでは晴れた1日を利用して、シェナコとディクロというふたつの村へのハイキングに出かけました。
シェナコ村とディクロ村へのハイキングコースは往復11.2km。
しかし途中に激しいアップダウンがあるので、1日コースとなります。
宿があるオマロ村からシェナコ村へ向かうには、ピリキタ峡谷を下ります。
↑シェナコ村へのハイキングコース。
↑この川を越えると登山コースに。
ピリキタ・アラザニ川の橋を渡ると、シェナコ村までは標高差約700mの登りコース。
この区間は登山となるのでかなり体力が奪われました。
登山で疲れ切った頃に、オマロ村が渓谷越しに見えるスポットがあり、そこを過ぎるとシェナコ村が見えてきます。
↑渓谷の向こうに見えるのがオマロ村。
↑シェナコ村。
シェナコ村は先に訪れたダルトロ村とはまた違った雰囲気。
こちらも伝統的な建築様式が残っている山村です。
↑シェナコ村の建築。
↑補修をしながら建築を保存しています。
小さなシェナコ村の外れにはツミンダ・ギオルギ教会があります。
人が誰もいない教会。
ジョージアでいくつもの教会を見てきましたが、静かにたたずむ教会には特別な魅力を感じます。
↑ツミンダ・ギオルギ教会とその内部。
シェナコ村を越えるとハイキングコースは草原に変わります。
最初に現れる道標ではディクロ村の方向が2通り表示されています。
"Diklo along the road"と表記された方が近道で、こちらを進みました。
↑ディクロ村への道標が2通りありますが、"Diklo along the road"が近道。
シェナコ村から約1時間で見えてきたディクロ村は酪農村といった雰囲気。
周りの草原にはたくさんの牛や馬が放牧されていました。
↑草原を歩いていると見えてくるディクロ村。
この地点でダゲスタン共和国から約3km。
村人にジョージア語で挨拶をしてもロシア語が混ざってきます。
↑ディクロ村の家々。
この先をさらに進むと要塞があるのですが、1日コースのなかでそこは断念して帰ってきました。
私の体力では休憩を取りながら約6時間のハイキング。
登山道がきつい反面、草原と森のルートが気持ちいいコースでした。
↑復路の風景。
【英語/ジョージア(カルトリ)語表記と発音】
シェナコ村(Shenako/შენაქო/shenako)
ツミンダ・ギオルギ教会(St. George's Church/წმინდა გიორგის ეკლესია/ts'minda giorgis ek'lesia)
ディクロ村(Diklo/დიკლო/dik'lo)
↑シェナコ村へは地図上のコースをたどっていきます。
↑シェナコ村のツミンダ・ギオルギ教会。
↑ディクロ村、さらに奥にはディクロ要塞があり。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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