【ジョージアの新型コロナウイルス対策】マスク着用義務の詳細
1. 2020年6月15日からマスク着用義務に関する法令が発効しており、違反者に対して20ラリの罰金が科されることとなります(法人の場合は500ラリ)。
ジョージア政府が昨日発表したところによると、マスクの着用が義務となる「屋内の公共の場」は具体的に以下のとおりとなっています。
(1)公共施設および民間施設における受付やロビー、混雑する空間、人と人との接触が特に密な場所
(2)公共施設および民間施設において会議が行われる場所(参加者同士が2mの社会的距離を確保できない場合のみ)
(3)公共のエレベーター内、ショッピングモール内、美容院および美容医療関連施設、各種教育施設
(4)公共交通機関(タクシーやバス、地下鉄を含む)
なお、6歳以下の子供や、気管支ぜんそくなどマスクの着用が困難となる呼吸器系の病気を患っている人には当該義務は適用されないとしています。
2. ジョージア政府はすでに、7月1日以降、国外からの旅行客の受入れを再開する旨を発表していますが、実際に開かれる国境(空路、陸路の別)、再開するフライト名、受入れ対象国や国籍、入国時に必要な書類などの詳細についてはまだ発表がありません。したがって、7月1日以降、ただちに日本人が自由に出入国できるかどうかについては現時点で不明です。
ジョージア政府から正式な発表があり次第、改めて領事メールにて周知する予定ですが、出入国を検討されている方におかれましては引き続き報道や政府HPなどで最新情報の収集にお努めください。
3. 6月15日午後4時現在、ジョージア国内において感染者879名(死亡者14名、治癒者724名)が報告されています。
ここ数日間は2桁の感染者数が連続して報告されています。政府は国民に対して引き続き警戒を怠らないよう呼びかけていますので、皆さまにおかれましても、
3つの密(密閉・密集・密接)の回避
手洗い、うがいの励行
咳エチケット
マスクの着用
などにより、引き続き感染予防に努めるようお願いします。
4. 発熱や継続的な咳、味覚障害など、新型コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には、直ちに【112】に電話をして指示を仰いでください。その際には、可能な限り在ジョージア日本大使館にもご連絡いただきますようお願いします。
※以上、大使館からのメールを一部引用。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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