ツアーで訪れるガルニ神殿~ゲガルド修道院【アルメニア】
【初めに】この記事は2020年2月のアルメニア紀行を基に書きました。
現在アルメニアは新型コロナウイルス感染防止対策のため、日本を含むハイリスク14ヵ国に2週間以内に滞在した者の入国を禁じています。
入国規制に関しては必ず最新の情報を確認してください。
2020年2月末にアルメニアに旅行する機会がありました。
アルメニアを訪れるのは2017年8月、2019年6月に続いて3回目になります。
しかしこれまでの2回はいずれも首都エレヴァン(表記はエレバン、イェレヴァンとも) に滞在したきりで、ほかはいっさい訪れていません。
アルメニアは有名な教会や修道院が多数ある国であり、3回目となる今回はそういった場所にも訪れてみたいと思っていました。
エレヴァンでの宿は前回と同じUmba Hostel & Tours。
エレヴァンの共和国広場に近い、設備がきれいな安宿で、その名のとおりツアーも企画しています。
↑Umba Hostel & Tours。画像が粗いことをご了承ください。
ちょうど同じホステルに日本人の旅人がいました。
その人がガルニ神殿とゲガルド修道院に行きたいというので、せっかくなので同行することにしました。
朝の8時にホステル前に車が来るということなので、時間に合わせて支度します。
ツアーではまず「チャレンツのアーチ」という場所に立ち寄ります。
トルコにあるアララト山は古くからアルメニア民族の象徴ともされる名峰。
エレヴァンからもアララト山は望めますが、このチャレンツのアーチはそのアララト山の絶景スポットです。
↑チャレンツのアーチ。
↑アララト山。
↑画像の右側中央に見えるのが首都エレヴァン。
↑チャレンツの肖像画が登場する1000AMD紙幣。
因みにチャレンツのアーチは、アルメニア国の1000AMD紙幣の肖像画にもなっている詩人のイェギシェ・チャレンツの名を冠しています。
チャレンツのアーチで撮影タイムを設けたあとで、車はガルニ神殿に到着。
ガルニ神殿では入場料が別途1500AMDかかります。
ガルニ神殿はアルメニアで唯一現存するグレコローマン様式の列柱建築。
1世紀に建てられたとされ、18世紀の地震で崩壊しましたが、20世紀に再建されました。
↑ガルニ神殿。
↑ガルニ神殿入場券。
ガルニ神殿の次に車はゲガルド修道院へ向かいます。
2月のアルメニア、この一帯はまだ雪景色。
道中は山間の美しい景色が続きます。
ゲガルド修道院は初期キリスト時代にはすでに建てられていたとされる修道院。
ユネスコの世界遺産に指定されています。
このゲガルド修道院の一番の特徴は、建物の一部が岩肌を彫って作られた洞窟になっていることです。
↑ゲガルド修道院。
↑この辺りは岩肌を彫っています。
↑この画像の右側、修道院に隣接した岩が洞窟になっています。
これらのスポットを回って、所要時間は約3時間。
午前中で回れるツアーでした。
■チャレンツのアーチ(The Charents' Arch)
・住所: H3, Voghjaberd 2215 Armenia
(H3, Ողջաբերդ 2215)
■ガルニ神殿(TheTemple Of Garni)
・(住所表記なし)
・入場料: 1500AMD
■ゲガルド修道院(Geghard Monastery)
・住所: 4RR9+5C Mets Gilanlar,Armenia
■Umba Hostel & Tours
・住所: 5 Belyakov street,Yerevan,Armenia
・電話番号: +374 41 56 21 31
・チェックイン: 12:00/チェックアウト:11:00
【Umba Hostelのツアー】
★ガルニ神殿・ゲハルト修道院(1万7000AMD/1~4人)
★ホル・ヴィラップ修道院(1万7000AMD/1~4人)
★ツァグカゾール(1万8000AMD/1~4人)
★セヴァン湖(2万5000AMD/1~4人)
※全員分の料金なのでシェアすると安くなります。
※1AMD≒0.22円(2020年5月1日現在)
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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