【新型コロナウイルス関連】ジョージアが規制措置緩和を予定

公開日 : 2020年04月26日
最終更新 :
筆者 : fujinee

ジョージアでは、2020年4月27日からタクシーを含む自動車使用の禁止が解除されることをはじめ、今後これまでの各種規制措置が段階的に解除されていく予定です。

1. 24日、ジョージア政府は危機経済対策計画を発表し、その中で非常事態宣言に伴い導入された各種規制措置の段階的な解除と経済活動の再活性化に関する方針を示しました。おもな内容は以下のとおりです。

(1)ルール

 ○ ソーシャルディスタンスの確保(義務)

 ○ 公共の場におけるマスクの着用(義務)

 ○ 保健省ほか関係機関が規定する規則の遵守(義務)

 ○ リモートワークの継続、身体的接触の可能な限りの回避(推奨)

(2)ステージ制による段階的な規制の解除

 ○ ステージは6ステージあり、各ステージは平均で2週間を想定

 ○ 次のステージへの移行は、感染状況の分析に基づき決定

 ○ 感染が拡大した場合には、解除した規制を再導入することや次のステージへの移行を遅らせることも

 ○ 以下、各ステージと規制が解除されるサービスなど

【ステージ1】(4月27日から)

自動車の利用、タクシー、オンラインショップの営業、配送業、農産物の屋外マーケット

【ステージ2】

建設、建設監督、建設資材生産、洗車および自動車関連サービス、コンピューターおよび家電修理など、レクリエーション区域の営業

【ステージ3】

屋外への出入口を有する小売・卸売の店舗(ショッピングモールを除く)の営業のほか、あらゆる種類の屋外市場や生産活動、および出版活動

【ステージ4】

ショッピングモール、屋外のレストランや飲食施設、あらゆる種類の金融サービス業、美容室および美容医療関連施設

【ステージ5】

屋内の市場・見本市、すべてのレストランや飲食施設

【ステージ6】

娯楽、スポーツ、ギャンブル、宿泊、教育施設、そのほかの諸活動

 ※ そのほかの詳細はジョージア政府作成の資料をご覧ください。

2. ジョージア内務省の発表によると、トビリシ、クタイシ、バトゥミ、ルスタヴィの4都市への出入り規制については今後も継続されますが、

   4月27日(月)午前6時から午後9時まで

   4月28日(火)午前6時から午後9時まで

の2日間のみ、住所登録がある者などに対してのみ一時的に解除されるとのことです。

3. 25日午後0時現在、ジョージア国内では456名の感染者(死亡者5名、治癒者132名)が報告されています。引き続き、不要不急の外出の自粛、ソーシャルディスタンスの確保、手洗い・うがいの励行などといった予防策を講じるとともに、ジョージア政府により課されている各種制限措置を遵守して感染防止に努めてください。

引き続きジョージア国内の最新情報については以下のウェブサイトを参照してください。

※画像はトビリシ旧市街です。

IMG_20180725_204139.jpg

筆者

ジョージア特派員

fujinee

ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。